ペイントホームズ 伊丹店のブログ
ペイントホームズ 伊丹店の塗装工事の様子などを掲載していきます。
サイディングボードの経年劣化についてのお話です
サイディングボードが出来た当初は、サイディングボードはノーメンテナンスで、汚れをブラシで洗って頂くだけで、半永久的に長持ちしますという事を言って売り出していた時期がありました。
しかし結局は、表面に使用されている塗料が劣化してしまい、チョーキング現象が発生してボードが雨水を吸い込み、湿気と乾燥を繰り返してボードの反りや腐食へとつながる事が判明しました。
上記の写真は少しだけボードが反ってきている状態です。
サイディングボードを使用されている建物に多く見られる経年劣化の一種です。
この様になる原因は、
①表面上の塗膜が劣化して雨水を吸い込み、湿気と乾燥を繰り返している
②シーリング(上から下までひび割れているゴムの様な物)がひび割れて、そこから雨水が入りボードの裏側で湿気と乾燥を繰り返している
③他の要因
簡単には、これくらいの原因が考えられます。
湿気と乾燥を繰り返すと反ってくる=という意味は、紙を水に濡らして乾かすと真っ直ぐには戻らない、というのと同じ様な事だとお考えください。
このボードの反りを放置してしまうと、どんどん反りが酷くなり、ボードのひび割れや腐食へとつながる可能性がありますので、一つの塗装時期のサインだとお考えください。
また何かご不明な点などございましたら、ご質問だけでも結構ですのでお気軽にご連絡ください
ご参考にまでに、今回は塀の吹付け塗装の写真をご覧ください
よくひび割れて塗膜が剥がれている塀を見かけられるかと思います。
塗膜だけが少し剥がれている場合はそれ程大きな問題はないのですが、
大概の場合が、下地のモルタルからひび割れてそこから雨水が入ったり、
上や下からの湿気などでモルタル自体が浮いている場合がほとんどです。
写真のグレーの部分は左官補修をした後の状態です。
これだけ広範囲の部分がひび割れていて下地のモルタルが浮いている状態
でした。
この様になってしまうと、左官補修をしてからローラーで色を付けるだけの
塗装では塗膜が長持ちしません。
少しでも塗膜を長持ちさせる為に、今回は分厚い塗膜を形成できる塗料にて
吹付け塗装をさせて頂きました
本当はもっと細かい部分までご説明をさせて頂きたかったのですが、文章が
長くなり過ぎる為この辺で失礼いたします(笑)
疑問に思われた事は何でも結構ですのでお気軽にお問い合わせをお願い致します
塗装作業前の大変重要な高圧洗浄中の一コマです
年月が経過してバルコニーの床にもこれだけの汚れがこびりついています!!
最新型の業務用の洗浄機を使用すると、蓄積された長年の汚れがこれだけ綺麗に
なります。
この洗浄機の水圧がビックリするくらいに凄いんです!
圧力を最大にして出てきた水を手で触ると、本当に手のひらが貫通するんじゃないかと
思ってしまいます
もちろん、そんな圧力で外壁を洗浄してしまうと元々の塗膜が全部剥がれてしまいますので、丁度良い圧力で洗浄をさせて頂きます
現在、塗装工事をさせて頂いているお客様のご自宅の屋根からの景色です
塗装工事も終盤に差し掛かり、最終チェックも兼ねて屋根に上がりました。
屋根の上からの景色が凄い好きで、いつもしばらくボーっと眺めてしまいます
もの凄い数の人達がこの景色の中で様々な事をされていて、色々なドラマが
あるのだろうな~とロマンチストになれる貴重な時間です
ちなみに私は40前の男性ですけど・・・(笑)
失礼しました(笑)