光和建装株式会社のブログ
少資源国、日本では、省エネへの関心は高く、様々な分野で広く実践されています。建築分野では、遮熱塗料(高日射反射率)への関心も高く、国や地方では、これらを積極的に取り入れる動きが見られます。
また、東日本大震災と、それに伴う原発事故の影響もあり、日本では更なる省エネ社会への転換が求められています。また、電力各社からも、真夏には節電要請が出されるなど、電力不足への対応が求められました。
このような観点からも、以前にも増して、遮熱塗料への関心が高まり、注目を集めています。
先日、ホームページを見たお客様から『先ほど訪問販売の方がこられて、契約を迫られたので不安になって相談したいんですが…』との問い合わせを頂きました。
6月も含めて3件、このようなご相談を頂きました。なので、今回は消費者生活センターの情報の一部を載せようと思います。
以前に比べたら、悪徳と呼ばれる業者も少なくなりましたが、まだまだ根づいているのが現状況です。
皆さん注意してください。
悪質な「訪問販売によるリフォーム工事」による消費者被害が社会問題となっています。全国の消費生活センターには、毎年年間9,000件前後「訪問販売によるリフォーム工事」の相談が寄せられおり、悪質で巧妙な手口も目立ちます。国民生活センターでは、このようなトラブルに巻き込まれないために、次のように注意を呼びかけます。
アドバイス
契約する前に
- (1)訪問販売では、できるだけ契約しないこと
- (2)工事を依頼するかどうかは、手間と時間をかけて十分に検討すること
- (3)家族や身近にいる人が注意すること-成年後見制度の活用も検討する-
契約した後
訪問販売の場合、工事の開始後でも、クーリング・オフ期間内であれば解約できる
不審を感じたら、消費生活センター等に相談すること
主な相談事例
- 事例1 突然訪問した業者と2週間で総額約600万円のリフォーム工事を次々と契約
- 70歳代の夫婦と90歳代の母との3人暮らしである。
業者が突然来訪し、「この辺り一帯を見て回っている。お宅の屋根の漆くいが剥がれているし、瓦もずれているので、屋根を見せて欲しい」と言われた。屋根に登った業者から「登ってきて」と言われたが、梯子が急で登れなかった。屋根から降りてきた業者から漆くいのかけらを見せられ、「このままだと雨水が入り込み、屋根が腐ってしまう。梅雨入り前に早く修理をした方が良い」と説明され、雨漏りで家が腐ってしまっては大変と思い、屋根工事(115万円)の契約をした。 - 後日(屋根工事の初日)、屋根工事をしていた業者から「漆くい工事の出来具合を確認したいので、屋根裏(小屋裏)を見せて欲しい」と言われた。業者が屋根裏に入ったところ、「瓦の重みで屋根が歪んでいる」と説明された。また、屋根裏の写真を見せられ、「屋根裏にカビが発生している。カビの原因は床下ではないか」と言われ、今度は業者は床下に潜った。その後、業者からビデオを見せられながら「床下の土壌の湿気が原因で、床下の柱や断熱材にカビが多発しており真っ黒である。このカビが柱や断熱材を伝わって屋根裏にまで発生している。このままだとカビで柱が腐食してしまう」、「屋根の重みを支えるには屋根裏の補強をした方が良い」と説明され、カビで家が腐食し潰れてしまうのではないかと不安になり、床下の換気・補強工事(210万円)と屋根裏の換気・補強工事(160万円)の契約をした。
- その後日(床下工事の2日目)、床下工事の最中に、業者から「浴室の下にある木材が湿っていて、傷みはじめている。タイルの間から浸水して腐食しているので、タイルを張り替えた方が良い」と言われ、今度は浴室工事(100万円)の契約をした。
- その数日後、別居している家族が来訪した際、工事について話したところ「やめたほうがいい」と言われた。そもそも工事をする必要があったのか知りたい。
- (契約当事者:70歳代 男性 無職)
- 事例2 認知症の高齢者が6年間で47件、総額約1,570万円のリフォーム工事を18の業者と契約
- 一人暮らしの高齢な母の判断力が最近衰えていると感じて帰省したところ、近隣住民から「業者の出入りが多い」と言われた。さっそく家の中を捜してみると、契約書の束が見付かった。
- 契約書で確認できただけで、母は5年前から、18の業者と47件もの自宅のリフォーム工事の契約を繰り返していた。業者の訪問販売で契約をし、ほとんどが契約したその日に工事をしていたようだ。工事内容は床下工事、屋根裏工事、外装工事、内装工事、浄水器の設置などであり、総額は約1,570万円にものぼっていた。
- クレジット契約もみられたが、多くが現金での支払いであり、業者は年金支給日をねらって集金していたようだ。母の貯蓄はほぼ底を尽いていた。
- 母に聞いても、契約時の状況は覚えていないという。最近、認知症のため契約当事者能力はないと医師に診断されたが、数年前から認知症だった可能性が高い。工事内容をみると、同様の工事が何度も繰り返し行われていた。ほとんどの工事が不要だったのではないか。
- (契約当事者:70歳代 女性 無職)
私たちの大切な住まいの一部が雨漏りしだしたら・・・
それはとても深刻な被害です。
今回はどんな家が雨漏りしやすいのか、反対に雨漏りしにくいかをご紹介したいと
思います。
『どんな住宅でも雨漏りの可能性はあります』
家を建てる前に雨漏り対策をしっかりした家と、そうでなかった家とでは、
雨漏りが起こる可能性は変わると思います。
しかし、雨漏りのほとんどは「建物の老朽化による雨漏り」なのです。
どんなに防水設計をしたり、雨漏りしたことがないという家でも、
建物自体が老朽化するにつれて雨漏りしやすくなってしまいます。
「老朽化しない家を建てる」のは難しいですがなるべく老朽化しないように
定期的なメンテナンスを行い、「雨漏りしにくい家にする」事は可能です。
ここで、定期的にチェックしたほうがいいポイントをご紹介します!
<外壁点検>
『壁が変色してきている』
窓廻りや換気扇廻りなど汚れやすい場所や、その他にも目立った変色が
ないか。塗料が老朽化していたり、寿命の可能性もあります。
『タイル壁の状態』
湿気やすい北側のタイル壁などに、白華現象(白く線状にシミが垂れた
ような現象)が発生していないか。
そのままにしておくと、ヒビ割れや漏水を起こす原因となることが
あります。
『ベランダの裏側の状態』
ベランダの裏側を見てみてください。シミや汚れが目立つ場合、
防水層の劣化やヒビ、ドレン管の破損、防水シートがきちんと設置
できていない可能性などがあります。
ご自分で点検可能な所もありますが、判断が難しい部分もあります!
一度点検をしてみたい、また何かお困りの事など、小さなことでもお気軽に
ご相談ください。
みなさんのお宅は、雨漏り、または漏水などしているところはありませんか?
もし、そのような現象が起きていたり、いつもと違うなと感じることがあれば
要注意です。
雨漏りはそのことだけに収まらず、すでに『2次被害』を引き起こしている
ことがあるからです。
天井や壁の一部にシミができていたり、カビが発生していたりという症状で
気が付くことがほとんどだと思いますが、その症状はすでに2次被害が起きて
いるということになるのです。
その為、目に見えない部分はさらに被害が進行している恐れがあります。
<2次被害の一例>
・シロアリによる被害も受けやすくなる
・柱や土台などの腐食による建物の劣化
・湿気・漏水などによる、家電や電子機器の故障
・カビによる喘息などの健康被害
このような被害にまで及ぶと、修理費用などがさらにかかることになり
負担が大きくなります。
大切な住まいを守るために、また、長く安全・快適に生活するためにも
屋根・外壁などの定期点検、また、定期的な防水工事もぜひ行ってください。
雨漏りについてのご相談や、屋根、外壁、防水点検のことなど、お気軽にお問い合わせください。