有限会社オータペンのブログ
外壁塗装・屋根塗装は費用がいくらくらいかかるかご存知ですか?
外壁塗装・屋根塗装を依頼する時、相場より安く済んだら嬉しいですよね。
その為にも、費用相場や安く工事をしてくれる業者選びのポイントを知っておきましょう!
この記事では、外壁塗装・屋根塗装の費用と、業者選びのポイントについて詳しくお伝えします。
外壁塗装・屋根塗装をご検討中の方は、ぜひご覧ください!
外壁塗装・屋根塗装の費用相場は?
一般的な大きさのお宅での外壁塗装の費用相場は約60~100万円。
外壁塗装・屋根塗装をセットで行う場合の費用相場は約80~160万円です。
ただ、上記の数字はあくまで目安でお住まいの大きさや劣化状況、使用する塗料、依頼する業者などによって費用が異なります。
塗料ごとの単価相場
使用する塗料別の単価相場は以下の通りです。
塗料名 | 期待耐久年数 | 単価 |
ウレタン塗料 | 約7~10年 | 約1,700~2,500円/㎡ |
シリコン塗料 | 約10~15年 | 約2,300~3,500円/㎡ |
フッ素塗料 | 約15年~ | 約3,500~4,800円/㎡ |
無機塗料 | 約15~25年 | 約4,300~5,500円/㎡ |
塗料は基本的に期待耐久年数が長ければ長いほど費用が高くなります。
「安い塗料にしよう」と思うと、すぐ寿命がきてしまい、頻繁に塗装工事をしなければならなくなります。
塗装工事は塗料以外にもかかる費用があるので、何度も工事するとトータルコストが高くなりますし、手間もかかります。
初期費用はかかりますが、耐久年数の長い塗料で塗装をした方が、長い目で見てお得になり、お住まいも丈夫に保護されます。
外壁塗装・屋根塗装の塗料以外の工程の単価相場
では、塗料以外にどのような費用がかかるでしょう。
塗装工事は一般的に以下のような流れで行います。
①足場仮設・・・お住まいの周りに足場を組み、周りに飛散防止ネットを張る
②高圧洗浄・・・強力な水圧でお住まいにこびりついた汚れを落とす ③養生・・・塗装しない場所を保護する ④劣化補修・・・コーキング工事やひび割れ補修など ⑤ケレン作業・・・鉄部の錆び除去や下地調整 ⑥屋根、外壁、付帯部塗装・・・塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3度塗りが基本 |
続いて、各工程の単価相場についてご紹介します。
工程 | 単価相場 |
足場仮設 | 約800~1,100円/㎡ |
高圧洗浄 | 約200~300円/㎡ |
養生 | 約300~500円/㎡ |
コーキング打ち替え工事 | 約800~1,200円/㎡ |
コーキング増し打ち工事 | 約700~1,000円/㎡ |
棟板金釘打ち、コーキング | 15,000~40,000円 |
縁切り | 300~800円/㎡ |
廃棄物処理 | 約20,000~40,000円 |
材料運搬、交通費 | 約20,000~40,000円 |
また、塗装工事は屋根・外壁以外にも付帯部の塗装もされる方がほとんどです。
付帯部とは、屋根と外壁以外のお住まいのパーツを指します。
付帯部の塗装にかかる費用は以下の通りです。
付帯部 | 単価相場 |
破風板 | 約800~1,400円/m |
軒天 | 約1,000~1,600円/㎡ |
雨戸・戸袋 | 約2,000~3,500円/枚 |
シャッターボックス | 約2,000~3,000円/個 |
庇 | 約2,000~3,000円/個 |
雨樋 | 約1,000~1,800円/m |
換気フード | 約2,000~3,000円/個 |
水切り | 約300~800円/m |
お住まいというのは沢山のパーツでできており、上記のような付帯部も毎日紫外線や雨風にさらされ、劣化していきます。
劣化を放置すると交換などの工事が必要になり、塗装より高額な費用がかかります。
屋根塗装や外壁塗装の際は付帯部も一緒に塗装しましょう。
屋根塗装・外壁塗装の費用を左右する4つの要素
見積もりの費用というのは様々な要素により変動します。
どのような場合に費用が高くなり、安くなるか4つに分けてご紹介します。
①使用する塗料
前述したように、使用する塗料によって費用が異なります。
塗料にはアクリル、ウレタン、シリコン、ラジカル、フッ素、無機、遮熱など沢山の種類があり、沢山の製品があります。
塗料のグレードが高いと費用も高くなります。
塗料は選ぶことができますので、いくつかのグレードの見積もりをもらうことをお勧めします。
②建物の大きさや勾配
建物の大きさや勾配は足場の費用に影響します。
2階建てより3階建ての方が足場を組み立てる人数や時間が必要になるので費用が高くなります。
更に建物が大きいということはそれだけ施工する箇所が多くなり、使用する塗料の量も増えます。
また、屋根の勾配が急だと屋根の上にも足場が必要になりますので、その分の費用がかかります。
③お住まいの劣化状況
お住まいの劣化状態が悪いと、塗装前に補修工事が必要になります。
ひび割れている場所があれば補修を行いますし、棟板金が歪んでいる場合は交換が必要になることもあります。
傷んでいれば傷んでいるだけ工事費用は高くなります。
④依頼する業者
費用が変動する大きな要素と言えるのが、この『依頼する業者』です。
同じお住まいで同じ施工内容、同じ塗料なのにも関わらず、業者によって10万円以上の差がでることもあります。
費用を安く抑える為に、大切な業者選びのポイント
では、どのように業者選びをすれば費用を抑えられるのでしょう。
費用だけでなく、満足のいく仕上がりになるかどうかは業者選びにかかっています。
ここからは業者選びのポイントについて解説します。
塗装業者の種類ごとの特徴
外壁塗装の業者を大きく分けると以下の3つです。
・ハウスメーカー
・ホームセンターや電気屋 ・塗装専門店 |
ハウスメーカーは、家を建てる知識は豊富ですが、メンテナンスについては専門外なので、仕事をするのは下請けや孫請けになります。
その為、中間マージンという余計な費用がかかり、高くなります。
ホームセンターや電気屋は安価で工事を受け付けている場合もあります。
しかし、実績は少ないでしょうし、どんな職人がくるかも分かりません。
塗装専門店なら適正価格でかつ高品質な工事をしてくれる可能性が高くなります。
地元密着で施工実績の多い業者に依頼するといいでしょう。
相見積もりを取りましょう
相見積もりとは、2社以上から見積もりを取ることをいいます。
1社の見積もりだけでは、それが適正価格なのか判断が難しいです。
2社以上の見積もりがあると、費用の比較ができます。
相見積もりを取る時は「他の業者にも見積もりを頼みます」と伝えておきましょう。
そうすることで金額を水増ししたり、詐欺をはたらいてくる可能性が低くなります。
また、後々断る時も伝えやすくなるでしょう。
ただ、あまり多くの業者から見積もりを取りすぎると、今度はどこにすればいいのかと混乱してしまいます。
見積もりは3社程度に留めておいて、どの業者も納得いかない場合は他の業者にも見てもらう、と決めておくといいでしょう。
外壁に「コケ」が生えていませんか?
「見た目はちょっと汚いけど、特に問題なさそうだし大丈夫!」
と放置していると、外壁の劣化や雨漏りに繋がってしまいます。
劣化や雨漏りが起きると、コケへの対処にかかる費用よりも大きな金額がかかってしまうかもしれません。
補修にかかる費用を節約するためにも、劣化や雨漏りが起きる前に「外壁塗装」で対処しましょう。
【原因は3つ】なぜ外壁にコケができるの?
外壁にコケができてしまう原因は、主に3つです。
①湿度が高い
②建物の周辺に田んぼや川がある ③外壁材・塗膜の劣化 |
思い当たる部分はありませんか?
立地条件もコケができる原因となりますので、環境・状況にあった適切な対処が必要となります。
外壁にコケができる原因①湿度が高い
コケは湿度が高い環境で生えやすくなります。
1)風通しが悪い
2)直射日光が当たらない |
この2つの条件に当てはまると、より湿度が高くなるので注意が必要です。
コケは少しの光でも成長してしまうため、常に薄暗い環境でも、どんどん増えていきます。
住宅では、特に「北面」が湿度の高い環境になりやすいため、定期的にコケができていないか確認しましょう。
外壁にコケができる原因②建物の周辺に田んぼや川がある
コケは「胞子」を飛ばして増えていきます。
胞子は「田んぼや川などの自然豊かな場所」に多く存在しているので、周辺にそのような場所があれば、胞子が飛んでくる確率は高くなるでしょう。
また、田んぼや川であれば「①湿度が高い」環境にも当てはまるので、より注意が必要です。
外壁にコケができる原因③外壁材・塗膜の劣化
外壁材や塗膜の劣化が原因でコケが生えることがあります。
新しい外壁材や塗装したばかりの外壁材であれば、表面に防水層となる「塗膜」があるため、外壁内部には水は入ってきません。
しかし、外壁材や塗膜が劣化した場合、防水層としての役割が果たせず、水が侵入して湿度が高まります。
周辺に田んぼや川などの自然環境がなくても、外壁材や塗膜の劣化が進めばコケが生えやすい状態となり、知らず知らずに増殖しているかもしれません!
外壁のコケを放置するのは危険?
外壁のコケを放置するのはおすすめしません。
コケを放置することで「明日すぐに」何かが起きる訳ではありませんが、次の3つのようなトラブルが起きる可能性が徐々に高まっていきます。
①外壁材の劣化
②カビや害虫の発生 ③アレルギーの原因に |
コケは「美観を損なう」だけでなく、外壁材や人にダメージを与えるものです。
放置すると何が起きるのかを頭に入れて、早めに対処しましょう!
外壁のコケを放置すると・・・①外壁材の劣化
コケを放置すると、外壁材に水分が入っていくようになり、劣化が進んでしまいます。
日本で多く使われている「サイディング外壁」は、外壁自体に防水性がありません。
水に触れると、割れや欠落が起きてしまい、雨漏りや柱の腐敗などのトラブルに繋がってしまいます。
少量のコケでも徐々に増えていき、見えないところで外壁材の劣化を進めていくので、早めの対処がおすすめです。
外壁のコケを放置すると・・・②カビや害虫の発生
コケの水分によって「カビ」や「害虫」が発生する可能性が高くなります。
ヤネホソバと呼ばれるコケを食べる害虫も存在するので、コケの放置は危険です。
カビや害虫もコケ同様、すぐに増殖してしまうので、原因となるコケの対処を早めに行いましょう。
外壁のコケを放置すると・・・③アレルギーの原因に
コケやカビから飛んだ「胞子」が人の体内に入ると、アレルギーの原因になります。
気管支喘息などのアレルギーによる病気を発病してしまうこともあることから、外壁を衛生的に保つことはとても大切です。
「見た目は悪いけど、問題なさそうだから大丈夫」と思わず、見えないところで胞子が飛んでいることを考えて、対処法を検討しましょう。
外壁にコケができた時の対処法
外壁にコケができた場合の対処法は2つです。
①高圧洗浄機を使う ②外壁塗装 |
自分で対処してみた結果、うまく取りきれない場合は外壁のプロに相談しましょう。
外壁にコケができた時の対処法①高圧洗浄機を使う
外壁にできた軽微なコケは「高圧洗浄機」の水圧を利用して落とすことができます。
家庭用の高圧洗浄機でも効果が望めるので、もし持っているのなら、まずは高圧洗浄機での掃除を試してみましょう。
掃除を行う際に「硬いブラシ」で擦るのはNGです。
外壁材の塗膜を、さらに劣化させてしまうので、コケが生えやすい状態を作ってしまいます。
無理に擦ったりはせず、高圧洗浄機の水圧で落ちる程度のコケを綺麗にすることが大切です。
家庭用高圧洗浄機では落としきれないコケも多いので、その場合はプロへ洗浄を依頼しましょう。
外壁にコケができた時の対処法②外壁塗装
外壁にコケができるのは「塗膜の劣化」が原因であることが多くあります。
その場合は「外壁塗装」をして、塗膜を新しくすることで対処が可能です。
再発防止にも効果的なので、次のメンテナンスまでの期間を長くすることができます!
自宅の外壁にひび割れはありますか?
「今すぐ補修をしないと危険」
というレベルではなくても、そのまま放置すると次のようなトラブルが起きてしまいます。
・雨漏り
・外壁材の劣化 ・木材や板の腐敗 |
トラブルが大きいものであれば「外壁材の張り替え」が必要になり、補修費用が大きくなるので、少しでも安く済ませられるうちに塗装による補修を検討しましょう。
0.3mm以下のひび割れは外壁塗装で補修可能
外壁に起こるひび割れには、大きく分けて3段階あります。
①幅0.3mm以下(ヘアクラック)
②幅0.3mm〜1mm ③幅1mm以上 |
③にいくにつれて「トラブル」が起きる可能性が高まるので「①幅0.3mm以下」の段階で補修の検討を始めましょう。
外壁のひび割れ補修①幅0.3mm以下(ヘアクラック)
幅が0.3mm以下のひび割れは「ヘアクラック」と呼ばれます。
ヘアクラックは、外壁の表面にのみ発生しているので「今すぐに補修をしないと危険」というレベルではありません。
しかし、そのまま放置すれば、さらに大きなひび割れになり、雨漏りや外壁材の劣化などを引き起こす原因になります。
外壁塗装をすることで補修ができますので、10年に1回程度は業者へ依頼して、塗装をしましょう。
モルタルやコンクリート外壁の場合”乾燥クラック”も
外壁材が「モルタルやコンクリート外壁」の場合、0.3mm以下のとても細かい乾燥クラックが発生することがあります。
モルタルやコンクリートには水が使われているので、その水が乾燥する際の収縮で起こるクラックです。
ヘアクラック同様、今すぐに補修が必要なクラックではありませんので、定期的に点検をしながら様子を見たり、塗装で対処しましょう。
外壁のひび割れ補修②幅0.3mm〜1mm
0.3mm〜1mmのひび割れは「構造クラック」と呼ばれ、外壁材自体にダメージがあるサインです。
すでに外壁材が雨水に触れたり、内部に雨水が侵入したりしている可能性が高いので、早めの対処が必要になります。
1)コーキングでひび割れを埋める
2)ひび割れを埋めた後で塗装をする |
この2つが主な補修方法です。
住宅のプロに状態を確認してもらった上で、補修方法を決定しましょう。
外壁のひび割れ補修③幅1mm以上
幅1mm以上のひび割れがある場合、外壁材だけでなく、内側の下地材や柱・合板に雨水が到達し「腐食」が起きている可能性が高いです。
ひび割れの範囲が広い場合は「サイディングの張り替え」が必要になります。
部分補修や塗装ではトラブルを防ぎきれないので、早めに住宅のプロへ相談するのがおすすめです。
“今すぐ工事しましょう”と言う飛び込み営業に注意!
外壁のひび割れは「このままにしていて大丈夫かな?」と不安になりますが、飛び込み営業と契約してはいけません。
外からでもひび割れの状態は確認できるので「今すぐ工事しましょう!そうしないと、お宅が危険です!」と契約を迫ってくる業者がいます。
しかし、そんな業者の中には悪徳業者もおり、相場以上の費用を請求される可能性が高いです。
「頼むんじゃなかった・・・」と後悔する前に、次の3つを徹底して行いましょう!
①3〜5社相見積もりをする
②ホームページや広告・資料を確認する ③資格や塗装の保証について確認する |
比べる金額がいくつかないと、提示された金額が高いのか安いのか判断ができません。
必ず3〜5社の相見積もりをして、依頼先を決めましょう。
ひび割れによるトラブル防止には無料点検の活用がおすすめ
ひび割れを放置していると、
・雨漏り
・建物の湿度アップによるカビや害虫の発生 ・柱や板の腐食 |
このようなトラブルが起きます。
経年劣化によるひび割れは、どの建物にも起こるものなので「定期的に点検」をして、トラブルを予防しましょう。
当店では、ひび割れを含めた外壁の劣化症状を細かくチェックできます。
点検は無料となっていますので、気軽にご相談ください。
横浜市の外壁塗装なら当店にお任せください
今回は外壁に起こるひび割れの補修についてお伝えしてきました。
【ひび割れの3段階】
①幅0.3mm以下 ②幅0.3mm〜1mm ③幅1mm以上 |
0.3mm以下の細かいひび割れは「様子見」で問題ありません。
しかし、徐々にひび割れが大きくなっていくので、定期的に点検をしましょう。
「ずいぶん昔と外壁の色が変わってしまった」
「古い感じがして気になる」
このように、ふと気づいた時に自宅の外壁の色が、ずいぶん変わってしまったと感じることがあります。
周りに新しい住宅があれば、さらにそう感じやすくなりますよね。
しかし「古くなってきたな〜」と眺めているだけでは、雨漏りに繋がるトラブルを見逃してしまいます。
外壁の色あせは『劣化のサイン』なので、10年に1度塗装をしてメンテナンスを行いましょう。
記事の後半では、色あせしない色はあるのかという内容もお伝えしていきますので、是非外壁色選びの参考にしてみてください。
外壁に色あせが起きる原因は3つ
外壁に色あせが起きる原因は3つあります。
①紫外線によるダメージ
②塗料の化学変化 ③塗装した際の施工不良 |
どのお宅の外壁にも起こる可能性があるので、定期的に点検をして、劣化の進行を防ぎましょう。
外壁の色あせの原因①紫外線によるダメージ
外壁の「顔料」の成分が、紫外線によるダメージを受けることで、色が変わってしまい色あせが起きます。
顔料は外壁に色を出すために使われているものです。
普通の状態では「原子同士」が仲良くつながっているため、表現したい色を出すことができています。
しかし、仲良く色の原子がつながっているところに、強い紫外線が当たり続けると、つながりを壊してしまうのです。
原子がつながっていることで表現できていた色が、つながりが壊れたことで表現できなくなります。
このつながりの破壊が、色あせの原因です。
外壁の色あせの原因②塗料の化学変化
金属が空気中の酸素にふれ続けると、サビが起きます。
それと同じように、塗膜を構成する塗料の中で「化学変化」が起きることで、色が変わってしまいます。
塗料は人が人工的につくり出したものなので、金属と同じように、紫外線や外気温の変化・湿度からダメージを受けて、本来の構成と違くなってしまうのです。
「外壁は劣化するもの」と頭に入れて、定期的な点検を行い、変化が起きていないか確認しましょう。
外壁の色あせの原因③塗装した際の施工不良
塗装した際に、
・洗浄した後にしっかり乾かさないまま下塗りをした
・下塗りから上塗りの間で乾燥が足りなかった |
このような施工不良(ミス)があると、塗膜の劣化が早くなります。
色あせの他に「膨れや割れ」が、塗装してから数ヶ月〜半年程度で発生したら、一度塗装してもらった業者へ連絡しましょう。
劣化症状を放置すると、外壁材本体の割れや雨漏りが起きてしまうので、しっかり対処してもらう必要があります。
色あせしない外壁色はある?
色あせしない外壁色は「ありません」が『色あせしにくい色』はあります。
色あせしにくい外壁色は「白と黒」です。
白と黒は「無機顔料」が使われているので、他の色よりも色あせがしにくいという特徴があります。
しかし、色あせはしにくいですが『汚れが目立ちやすい色』です。
普段の生活の中で、泥はねや雨風による汚れが気になるので、何を優先して色を決めるかを考えてみてください。
色あせが目立たないグレー・ベージュ系がおすすめ
色あせを気にするのであれば「色あせしても目立たない色」を選択するのも1つの方法です。
鮮やかな原色や濃い色である「赤や黄色」は色あせが目立ちやすいので、淡い「グレー・ベージュ系」を選択しましょう。
窓枠や玄関ドアの色ともなじみやすいので、とてもおすすめの色です。
塗料の種類で色あせをカバーする
もし原色の赤や黄を使いたいのであれば、塗料の種類を
①耐候性の高いフッ素や無機
②劣化する物質の働きをおさえるラジカル制御 |
この2つから選択するのがおすすめです。
通常の塗料よりも少し金額がアップしますが「色あせを防ぐ」ということは、塗料自体の寿命が高いということです。
長い期間で考えると、外壁塗装の回数を減らすことになり、毎回かかる足場代の設置や洗浄にかかる費用を節約することができます。
色あせだけでなく、チョーキングや割れなどの劣化症状を防ぐこともできるので、塗料の種類の選択はゆっくり考えて進めましょう。
外壁に色あせがあったら当店にご相談ください
今回は外壁の色あせについてお伝えしてきました。
【色あせの原因】
①紫外線によるダメージ ②塗料の化学変化 ③塗装した際の施工不良 |
【色あせしない色はあるか?】
・どんな色でも色あせはする ・色あせしにくい色→白と黒 ・白と黒は色あせしにくいが、汚れが目立つのでラジカル制御塗料や耐候性の高いフッ素塗料を選ぶのがおすすめ |
色あせは「今すぐにメンテナンスすべき症状」ではないです。
しかし、放置するとチョーキングやひび割れ(クラック)などの劣化に繋がってしまう「メンテナンスを検討すべき症状」ではあります。
定期的に点検を行い、色あせの他に劣化症状が起きていないか、雨漏りトラブルが起きていないか確認しましょう。
外壁を触った時に「粉」が手についたら『チョーキング』が起きている証拠です。
すぐにトラブルが起きたり、建物が危なかったりするわけではないですが、そのまま放置すると「雨漏り」などのトラブルが起きる可能性が高くなります。
チョーキングがある段階で、必要な補修やプロによる点検をしておくことで「費用を節約すること」が可能です。
今、すでにチョーキングが起きているのなら、外壁のプロに相談しましょう!
外壁にチョーキングが起きたら塗装時期です
チョーキングは「塗膜の劣化のサイン」です。
外壁には、雨水を侵入させないために塗料が塗られていますが、塗膜が劣化していると、雨水を防ぐことができません。
日本の住宅で多く使われている「サイディング外壁」は、雨水に弱いため、塗膜の劣化によって外壁材の劣化も進んでしまいます。
割れや破損が起き、後に雨漏りに繋がってしまう可能性が高くなってしまうので、早めの補修が必要です。
チョーキングは塗装で補修が可能
チョーキングは塗膜の劣化なので、外壁塗装をすることで補修が可能です。
既存の塗膜を高圧洗浄でしっかり落とした上で、新しい塗膜をつくりましょう!
DIYでチョーキング補修はできない?
「粉さえ綺麗になればいい」と、高圧洗浄機を使って外壁を洗浄しても、根本的な解決にはなりません。
確かに触れば粉がつくので「汚れを落としたい」と思うのは当然ですが、原因は「塗膜の劣化」にあるので、新しい塗膜にしない限り、チョーキングやそれ以上の劣化症状(割れや膨れ)が起きてしまうかもしれません。
また、ブラシで強くこすって綺麗にしようとすると、逆に塗膜を傷つけて劣化を進めてしまう恐れがあります。
一度外壁のプロに見てもらってから、補修について検討していきましょう!
無料点検の活用がおすすめ
外壁にチョーキングが起きているのなら、他の劣化症状も出ている可能性が高いです。
〜考えられる外壁の劣化症状〜
・割れ(クラック) ・膨れ ・カビや藻 ・剥がれ |
これらの症状がないか、一度点検をしておくと、雨漏りなどのトラブルを防ぐことができます。
当社では、外壁の点検は「無料で」対応可能です。
下記のエリアで対応できますので、気軽にご相談ください!
横浜市(都筑区・緑区・港北区・神奈川区・旭区・保土ヶ谷区・鶴見区)
川崎市(麻生区・宮前区・多摩区・高津区)東京都町田市・その他エリアも対応! |
外壁のチョーキングの原因は”経年劣化”
チョーキングを起こす塗膜の劣化は「経年劣化」が原因であることが多いです。
外壁は紫外線や雨風からダメージを受け続けているので、徐々に塗料の成分が分解されていきます。
クリアー(透明)の塗料以外は、着色のために「顔料」が使われており、その顔料が「粉」に戻ってしまう、というのがチョーキングの原因です。
ラジカル制御型塗料で再発防止
ラジカル因子というものが発生することで、塗料が分解されてしまうのですが、そのラジカル因子を抑制できる「ラジカル制御型塗料」というものがあります。
チョーキングの補修として外壁塗装をするのなら、ラジカル制御型塗料を採用すれば、次にチョーキングが起きるまでの期間を長くできるのでおすすめです!
経年劣化自体を遅らせるならフッ素樹脂塗料
ラジカル制御型塗料よりも金額は上がってしまいますが、耐用年数が長い「フッ素樹脂塗料」を採用するのもおすすめです。
耐用年数が長いので、チョーキングの他、劣化症状を抑え、より長く綺麗な状態を保つことができます。
生涯における「外壁塗装の回数」を減らせるので、トータル費用で考えればお得です。
毎回必ずかかる「足場設置費用」を節約することもできるので、プロ・予算と相談しながら採用する塗料を決定していきましょう!
都筑区の外壁のチョーキング補修は当社にご相談ください!
今回は外壁のチョーキングについてお伝えしてきました!
・チョーキングは「外壁塗膜の劣化」のサイン
・放置すると雨漏りなどのトラブルに繋がることも ・外壁塗装で補修が可能(DIYでの無理な補修は逆効果になることもあるので注意) |
チョーキングが起きているのなら、割れや膨れなどの劣化症状が起きていることがあります。
「塗膜が劣化している」ということを頭に入れて、外壁の点検をプロに行ってもらうのがおすすめです。
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