有限会社オータペンのブログ
外壁塗装・屋根塗装は費用がいくらくらいかかるかご存知ですか?
外壁塗装・屋根塗装を依頼する時、相場より安く済んだら嬉しいですよね。
その為にも、費用相場や安く工事をしてくれる業者選びのポイントを知っておきましょう!
この記事では、外壁塗装・屋根塗装の費用と、業者選びのポイントについて詳しくお伝えします。
外壁塗装・屋根塗装をご検討中の方は、ぜひご覧ください!
外壁塗装・屋根塗装の費用相場は?
一般的な大きさのお宅での外壁塗装の費用相場は約60~100万円。
外壁塗装・屋根塗装をセットで行う場合の費用相場は約80~160万円です。
ただ、上記の数字はあくまで目安でお住まいの大きさや劣化状況、使用する塗料、依頼する業者などによって費用が異なります。
塗料ごとの単価相場
使用する塗料別の単価相場は以下の通りです。
塗料名 | 期待耐久年数 | 単価 |
ウレタン塗料 | 約7~10年 | 約1,700~2,500円/㎡ |
シリコン塗料 | 約10~15年 | 約2,300~3,500円/㎡ |
フッ素塗料 | 約15年~ | 約3,500~4,800円/㎡ |
無機塗料 | 約15~25年 | 約4,300~5,500円/㎡ |
塗料は基本的に期待耐久年数が長ければ長いほど費用が高くなります。
「安い塗料にしよう」と思うと、すぐ寿命がきてしまい、頻繁に塗装工事をしなければならなくなります。
塗装工事は塗料以外にもかかる費用があるので、何度も工事するとトータルコストが高くなりますし、手間もかかります。
初期費用はかかりますが、耐久年数の長い塗料で塗装をした方が、長い目で見てお得になり、お住まいも丈夫に保護されます。
外壁塗装・屋根塗装の塗料以外の工程の単価相場
では、塗料以外にどのような費用がかかるでしょう。
塗装工事は一般的に以下のような流れで行います。
①足場仮設・・・お住まいの周りに足場を組み、周りに飛散防止ネットを張る
②高圧洗浄・・・強力な水圧でお住まいにこびりついた汚れを落とす ③養生・・・塗装しない場所を保護する ④劣化補修・・・コーキング工事やひび割れ補修など ⑤ケレン作業・・・鉄部の錆び除去や下地調整 ⑥屋根、外壁、付帯部塗装・・・塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3度塗りが基本 |
続いて、各工程の単価相場についてご紹介します。
工程 | 単価相場 |
足場仮設 | 約800~1,100円/㎡ |
高圧洗浄 | 約200~300円/㎡ |
養生 | 約300~500円/㎡ |
コーキング打ち替え工事 | 約800~1,200円/㎡ |
コーキング増し打ち工事 | 約700~1,000円/㎡ |
棟板金釘打ち、コーキング | 15,000~40,000円 |
縁切り | 300~800円/㎡ |
廃棄物処理 | 約20,000~40,000円 |
材料運搬、交通費 | 約20,000~40,000円 |
また、塗装工事は屋根・外壁以外にも付帯部の塗装もされる方がほとんどです。
付帯部とは、屋根と外壁以外のお住まいのパーツを指します。
付帯部の塗装にかかる費用は以下の通りです。
付帯部 | 単価相場 |
破風板 | 約800~1,400円/m |
軒天 | 約1,000~1,600円/㎡ |
雨戸・戸袋 | 約2,000~3,500円/枚 |
シャッターボックス | 約2,000~3,000円/個 |
庇 | 約2,000~3,000円/個 |
雨樋 | 約1,000~1,800円/m |
換気フード | 約2,000~3,000円/個 |
水切り | 約300~800円/m |
お住まいというのは沢山のパーツでできており、上記のような付帯部も毎日紫外線や雨風にさらされ、劣化していきます。
劣化を放置すると交換などの工事が必要になり、塗装より高額な費用がかかります。
屋根塗装や外壁塗装の際は付帯部も一緒に塗装しましょう。
屋根塗装・外壁塗装の費用を左右する4つの要素
見積もりの費用というのは様々な要素により変動します。
どのような場合に費用が高くなり、安くなるか4つに分けてご紹介します。
①使用する塗料
前述したように、使用する塗料によって費用が異なります。
塗料にはアクリル、ウレタン、シリコン、ラジカル、フッ素、無機、遮熱など沢山の種類があり、沢山の製品があります。
塗料のグレードが高いと費用も高くなります。
塗料は選ぶことができますので、いくつかのグレードの見積もりをもらうことをお勧めします。
②建物の大きさや勾配
建物の大きさや勾配は足場の費用に影響します。
2階建てより3階建ての方が足場を組み立てる人数や時間が必要になるので費用が高くなります。
更に建物が大きいということはそれだけ施工する箇所が多くなり、使用する塗料の量も増えます。
また、屋根の勾配が急だと屋根の上にも足場が必要になりますので、その分の費用がかかります。
③お住まいの劣化状況
お住まいの劣化状態が悪いと、塗装前に補修工事が必要になります。
ひび割れている場所があれば補修を行いますし、棟板金が歪んでいる場合は交換が必要になることもあります。
傷んでいれば傷んでいるだけ工事費用は高くなります。
④依頼する業者
費用が変動する大きな要素と言えるのが、この『依頼する業者』です。
同じお住まいで同じ施工内容、同じ塗料なのにも関わらず、業者によって10万円以上の差がでることもあります。
費用を安く抑える為に、大切な業者選びのポイント
では、どのように業者選びをすれば費用を抑えられるのでしょう。
費用だけでなく、満足のいく仕上がりになるかどうかは業者選びにかかっています。
ここからは業者選びのポイントについて解説します。
塗装業者の種類ごとの特徴
外壁塗装の業者を大きく分けると以下の3つです。
・ハウスメーカー
・ホームセンターや電気屋 ・塗装専門店 |
ハウスメーカーは、家を建てる知識は豊富ですが、メンテナンスについては専門外なので、仕事をするのは下請けや孫請けになります。
その為、中間マージンという余計な費用がかかり、高くなります。
ホームセンターや電気屋は安価で工事を受け付けている場合もあります。
しかし、実績は少ないでしょうし、どんな職人がくるかも分かりません。
塗装専門店なら適正価格でかつ高品質な工事をしてくれる可能性が高くなります。
地元密着で施工実績の多い業者に依頼するといいでしょう。
相見積もりを取りましょう
相見積もりとは、2社以上から見積もりを取ることをいいます。
1社の見積もりだけでは、それが適正価格なのか判断が難しいです。
2社以上の見積もりがあると、費用の比較ができます。
相見積もりを取る時は「他の業者にも見積もりを頼みます」と伝えておきましょう。
そうすることで金額を水増ししたり、詐欺をはたらいてくる可能性が低くなります。
また、後々断る時も伝えやすくなるでしょう。
ただ、あまり多くの業者から見積もりを取りすぎると、今度はどこにすればいいのかと混乱してしまいます。
見積もりは3社程度に留めておいて、どの業者も納得いかない場合は他の業者にも見てもらう、と決めておくといいでしょう。
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