ペイントホームズ 成田店のブログ
ペイントホームズ 成田店の塗装工事の様子などを掲載していきます。
何年も塗装業界にいると「これイイね!」という塗料が出てきます。
塗りやすさもそうですが、なんといっても仕上がりの良さが
他と違う!と感じることがあるんです。
「塗料なんて、塗ってしまえばみな同じでしょ?」
なーんて思う方もいるかも知れません。
いや違うんですよ。
仕上がり具合、光沢とか、触った感じとか…
スペックはみないいこと書いてあります(笑)
しかし、「ほんとかよ!」と思う(感じる)塗料もいろいろあるわけです。
まぁそういうのはさておき、私のお気に入りの塗料をご紹介します。
それは、日本ペイントのファインシリコンフレッシュと
大日技研のランデックスコートです。
ファインシリコンフレッシュは日本ペイントのシリコンシリーズで最高ランクに
なるので、当然と言えば当然ですが、それはもう仕上がり具合が最高なんです。
光沢の上品さと言えばいいのでしょうか、何となく艶かしいのです。
触った感じもツルツルしながらもまとわり付く?矛盾してますが
触り心地が良くてずっとナデナデしたいくらいです(笑)
そんな訳で、お客さまより先に私が満足してしまったりして、
「あぁイイなぁ…自宅もこれで塗ろう」と思っているのです。
昨日11月20日関東地方は一部の地域に降るかも…なんて予報でした(降水確率30%)。
がしかし、成田近辺は朝からポツポツと…
確率30%だし曇りの予報だし、止むと見込んで現場へ。
ところがどんどん真っ暗になり
9時ごろには本降りになってしまいました。
急きょ作業中止し、現場から引き上げました。
本日はコーキングの撤去打替えの予定でしたので
コーキング取っちゃったら漏水の原因になってしまいます。
K様にはご迷惑お掛けしました。
今日は快晴でよかった!
…でも月曜はまた雨の予報です(>_<)
コーキングのノンブリードについて。
前回、変性シリコンを外部に使うというお話をしました。
でも、普通の変性シリコンではまだまだ役不足なのであります。
何故かというと、「コーキングの表面が汚れる」のです。
サイディングの目地や、モルタルのひび割れ補修の跡が
真っ黒になり目立つお家もみられます。
それはコーキングの油分(可塑剤)が染み出てきて
そこに埃などが付着し真っ黒になってしまうのです。
簡単にいうとベタベタになっちゃう!のです。
しかもかなり頑固?で、どんなに厚く塗装しても出てきます。怖いですね(笑)
なぜ油が染み出てくるのか…可塑剤の移行なんたら、と説明が長くなりますので
ここでは省きますが、せっかくきれいに塗装しても
数年後「なんだかミミズが這った跡みたいに黒くなってる~」とカッコ悪い。
そうならないための「ノンブリードタイプ」コーキングです。
油分(可塑剤)が表面に出にくくなって汚れを呼びにくいのです。
ベタベタに対してサラッとしているという感じでしょうか。
なので、塗装するなら必ずノンブリードタイプを使います。
値段はやっぱり高いのですが(普通の変性シリコンの1.5倍位)
そこでケチるようじゃプロと言えないですね(笑)
※低モジュラス(LM)とは柔らかく、外壁の動きに追従しやすいタイプです。
よくひび割れや雨漏りを直すのにコーキング材を使います。
が、しかし!使ってはいけないコーキング材があるのはご存知ですか?
それは、「シリコンコーキング」!!
ホームセンターでコーキング売り場で一番目立つし安いしな~
水に強い!なんて書いてあったりもするし、かえっていいんじゃないの?と…
はい、いいんです~使っても(^^♪
でもお風呂場や台所で使ってくださいね。
外回りに使うのはダメですよ(>_<)
なぜダメかというと、それは
「何でも弾いちゃう!」のです。
水だろうが油だろうが塗料も…あげく、同じシリコンコーキングも弾きます(^^;
固まったらもう後は何もくっつかないので、一発勝負です。
あぁ、また雨漏りしたらどうしよう…なんて。
これ実は意外とプロの建築屋さんでも使ってる人多いんです。
「だって安いじゃん!」??…(-_-)
もし一度で直らず、また次回といった状況になった場合、どうするんだろう?
打ち継ぎ・打ち直しが出来ないので完全な補修が出来ないのです。
シリコンにくっつくプライマーもありますが完璧ではないのです。
では、何を使うの?かと言えば「変性シリコンコーキング」を使います。
「変性」と言うだけあってシリコンのネガ部分を無くし、くっつくように作られています。
塗装もOKです。値段は2倍します。
が、気の利いた建築屋さんはちゃーんと「変性シリコン」を使います。
分かってるんですね~長い目で見て後々のこと考えてる。
お客様と長く付き合うにはきちんとした仕事しないとね。
塗装屋も当然ながら変性シリコン使います。ノンブリードタイプです。
このノンブリードについてはまた次回ということで…では(^^)/