しろくまペイントのブログ
「塗装してはいけない屋根」や「塗装不要な屋根」に塗装をしてしまうと、工事にかかったお金が無駄になってしまいます。
後々塗装NGだったことを知り、「塗装するんじゃなかった!」と後悔しても、時は戻せません…。
そこで今回は、皆さんがそのような後悔をしないよう「塗装してはいけない屋根」について詳しくお伝えしていきます。
新築の時の建築図面や屋根工事の際の見積書に、使用した屋根材のメーカーや商品名が書かれているかと思いますので、そちらで屋根材を確認しながら、一緒にみていきましょう。
塗装してはいけない屋根は3つ
塗装してはいけない屋根は、次の3つです。
①2000年前後に製造
②陶器瓦(日本瓦)
③屋根全体に劣化が発生&重症
中には「塗装をしたのに、すぐにまた補修が必要になってしまった」というケースもあります。
塗装は、足場設置を含めれば100万円近く、またはそれ以上費用がかかる工事です。
大きな損失を負ってしまわないよう、塗装してはいけない屋根について知っておきましょう。
塗装してはいけない屋根①:2000年前後に製造
2000年前後に製造された屋根は「耐久年数が15〜20年程度」と短い可能性が高いため、塗装をおすすめしません。表面がミルフィーユ状に剥がれてきたり、歩行するだけでもひび割れてしまったりする恐れがある屋根です。塗装による補修では対処できない状態であるため、カバー工法や葺き替えを検討する必要があります。
-アスベストの含有に関する屋根の2000年問題
1990年代前半までは、屋根の耐久性を上げるために「アスベスト」が使われていました。
しかし、アスベストを人が吸い込むと、肺がんや悪性中皮腫などの病気の原因となることがわかり、使用が禁止されたのです。
アスベストの使用が禁止されたことで、一時的に屋根の耐久性が悪化。
「1990年代後半〜2000年代中頃」まで、耐久年数が15〜20年程しかない商品が販売されていました。
その後、2000年代後半からはアスベストに代わる素材が使われるようになったため、25〜30年程の耐久年数の商品が現在においても販売されています。
1990年代前半 | ・アスベストが使われていた ・耐久年数:35〜40年程 |
---|---|
1990年代後半〜2000年代中頃 | ・アスベストの使用停止 ・耐久年数:15〜20年程 ※塗装はおすすめできない |
2000年代後半〜現在 | ・アスベストに代わる素材を使用 ・耐久年数:25〜30年程 |
-塗装NGの屋根(ニチハのパミール、松下電工のレサス等)
塗装NGの屋根の具体的な「メーカーと商品」は次の通りです。
ニチハ | ・パミール |
---|---|
松下電工 (現:パナソニック) |
・レサス ・エコ・シンプル ・シルバス ・シンフォニー |
クボタ (現:ケイミュー) |
・コロニアルNEO ・セイバリーNEO ・グリシェイドNEO ・グリシェイドグラッサ |
これらはどれも「2000年前後」に製造された屋根であるため、耐久年数が15〜20年程となっています。中には施工10年前後でひび割れやはがれの症状があらわれた商品もあり、当時はテレビや新聞でも報道されていました。
-建築図面や見積書を確認してください
屋根を施工したのが2000年前後である場合、お伝えしてきたようなメーカー・商品が使われているかを確認するには「建築図面」や「見積書」が有効です。
施工会社からまとめて建築資料として渡されていると思いますので、そちらをチェックしてみましょう。
建築図面や見積書の中に、メーカー・商品名が記載されているはずです。
商品名などがわかれば、下記の「国土交通省 アスベスト含有建材データベース」で検索をかけると、アスベストを含んだ商品なのか確認できます。
この時に1点注意しなければならないのが、契約から施工までの間に変更があった場合になります。資料の中に変更についても記載があればいいですが、記載されずに違うものを施工している可能性があるため「正確な情報が知りたい!うちの屋根材は塗装をしていいのかな?」とご不安な時は、当店にご相談ください。
住宅に使われている外壁材は様々ですが、中でもコンクリートの外壁は優れた耐久性と強度を持ちます。
そのため、他の外壁材と比べても、なかなか劣化しにくいイメージをお持ちだと思います。
しかし、汚れなどについては、付きやすく長年経つと黒ずんできます。
その際の美観回復として行われているのが洗浄や塗装になりますが、実際に初めて外壁コンクリートのメンテナンスを行おうと思った時、どのような方法を選択すればよいのか分からないでしょう。
また費用は幾らなのか?
工期はどの位なのか?
疑問点が多いと思います。
そこで、今回はコンクリート外壁の塗装方法についてご紹介していきます。
コンクリート塗装の方法とは?
皆様コンクリート造といえば、打ちっ放しのデザインを思い浮かべるのではないでしょうか?
コンクリートの中でも良く見られる代表的な仕上がりです。
コンクリートを丸出しにしたデザインは、どこが気高い風合いがあり、また
ただ、打ちっ放しコンクリートも塗装するとなると、知識やノウハウ、そして技術が必要になります。
そのまま塗膜をつけてしまうえば、打ちっ放しのデザインとはかけ離れた物になってしまうからです。
それでは、どんな工法があるのか見ていきましょう。
撥水材塗布
基本的に打ちっぱなしはコンクリートがむき出しのイメージがありますが、実はコンクリートにも埃や水気などを防ぐ塗装が施されています。
みなさんこんにちは!
長野の地域密着塗装店しろくまペイントです。
新築で住み始めてから何年も経つと、
「屋根や外壁の塗装が剥げてきたかも」「そろそろメンテナンスの時期かな?」
と気になってくる方も多いでしょう。でも屋根は遠くからしか見ることができないため、どのような状態か確認するのが難しく、後回しにしている方も。
しかし、屋根の傷みを放置すると、雨が浸透し、家全体が腐ってしまうことになりかねません。
そこで今回は、屋根塗装のプロが「屋根の塗装をする目安時期」をわかりやすく解説。
劣化のサインなど、自分でできるセルフチェック表も公開いたしますので、ぜひ参考にしてください。
屋根の塗り替え目安時期は築10年
ひと口に屋根といっても、トタン、ガルバリウム、スレート、セメント瓦…とさまざま。
屋根材の種類によって寿命は異なりますが、塗装に関してはどれも10年が目安とされています。
なぜなら屋根は、雨風や太陽光がもっとも当たる場所。
家を守る屋根材は、日々過酷な環境を強いられているのです。
そのため外壁よりはるかに早く傷み、とくに塗装に関しては下の屋根材の種類にかかわらず6年~15年という耐久年数がほとんど。現在よく使われているシリコン系塗料の場合は、10年で塗り替えることが推奨されています。
屋根塗装の時期を知る劣化のサインとは?
塗り替えの目安が10年とお伝えしましたが、立地や環境によっては、それよりも早く不具合や症状が出る場合があります。では、塗装工事が必要な「劣化のサイン」をご紹介します。
- 色あせ
- ひび割れ、剥がれ
- 錆び
- 雨漏り
このような症状が見られたら、屋根塗装をするタイミングです。
とくにひび割れや剥がれ、屋根の破損といった状態は、たとえ小さなキズであっても、そこから雨水が浸入し、家全体を傷ませてしまうのです。すぐに屋根修理業者へ連絡しましょう。
塗装時期のセルフチェック
では、ご自身の家が屋根塗装を行うべきか、セルフチェックを行ってみましょう。
屋根材のずれ | すぐに塗り替えが必要 |
屋根材のひび割れ・欠け | すぐに塗り替えが必要 |
風による屋根材へのダメージ | すぐに塗り替えが必要 |
屋根の汚れが酷い | まずは点検 |
コケやカビが発生 | まずは点検 |
屋根の塗膜が剥がれている | すぐに塗り替えが必要 |
雨漏りが発生している | すぐに塗り替えが必要 |
建ててから10年以上経過 | まずは点検 |
建ててから20年以上経過 | すぐに塗り替えが必要 |
まとめ
屋根塗装の目安時期について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
セルフチェックも大切ですが、プロによる点検で正しい時期を判断してもらうことが重要になります。
長野県のしろくまペイントでは、国家資格を持っている専門スタッフが0円で屋根をチェックいたします。
お客さまにも立ち合っていただき、画像や動画も見て、現在の状況が把握できます。ご要望をお伺いし、調査の結果を踏まえたうえで、最適なご提案書とお見積もりを作成します。
無理な営業は絶対にしません !お気軽にお問い合わせください!
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