きらきらペイントのブログ
皆さんこんにちは!
きらきらペイント塗装コンシェルジュの林です。
いきなりですが、皆さんが外壁塗装工事を検討するきっかけは、どんなものがありますか??
『周りの家が塗装工事をやり出した』
『なんとなく最近汚れが気になる』
『訪問営業がよく来るようになった』
『なんとなく築年数が10年を超えてきた』
大切なお家のメンテナンスで、さらには費用がかかる工事を、このような”ふわっとした理由”で検討していませんか!?
今回は、外壁塗装工事が必要な理由を、外壁診断士資格取得者の私が、出来るだけ分かりやすく解説していきます!
外壁塗装工事とは?
そもそも外壁塗装工事とは、建物の外壁にペンキを塗ることで、外側からの雨水の侵入を防ぐための工事です。
特に一軒家の場合は、新築時にも外壁塗装工事が行われています。
これは結構知らない方が多い😅
90年代から主流になった、”サイディングボード”というレンガ調の外壁材も工場で焼き付け塗装が行われており、外壁の表面にはペンキが乗っている状態です。
このペンキは、塗りたての頃はしっかりと雨水を弾いてくれる防水効果がありますが、年数が経つにつれて劣化していき、防水効果は衰えていきます。
そうすると、新築の頃は外壁の表面ではじいていた雨水が、外壁の中に入り込むようになり、壁の内側に湿気を必要以上に取り込んでしまいます。
そこで、必要になってくるのが外壁塗装工事です。
外壁塗装工事とは、経年劣化により衰えた外壁の防水効果を復活させるための工事になります。
外壁塗装工事はいつ必要になる?
では、必要になるタイミングはいつなのか。
結論からいうと、外壁の防水効果がなくなってくる前のタイミングです。
理由としては、以下の3つです。
柱などを腐らせる可能性があるから
外壁の防水効果が衰える事で、外側から必要以上に湿気を取り込んでしまいます。
特に木造の家の場合は、柱などの躯体物は木なので、湿気を吸う事で腐ってしまう可能性があります。
人生で一番高い買い物になるであろうマイホームの寿命が、縮んでしまう原因になります。
劣化のスピードが急激に速くなるから
外壁材のほとんどは、湿気や紫外線により劣化していきます。
外壁の防水効果は年数が経つにつれてなくなります。
気づいた時には外壁に大きなひび割れが入っていたり、コケが大量に生えていたりと、劣化のスピードは加速度的に速くなります。
診断結果を伝えた時にお客様からよく言われる言葉No.1の、
『えっ!こんなところにひび割れが!?知らなかった!!』
を発生させてしまいます😅笑
余分な補修費用がかかってしまうから
外壁材のひび割れ、ひどい場合は柱が腐ってしまったとなると、そこの補修に余分な費用がかかります。
本当に心が痛むやりとりNo.1の、
お客様『えっ!こんなに費用がかかるの!?』
私『はい、想像以上に補修箇所か多くて、塗装だけであればこんなにはかからないんですが😭』
が出来上がってしまいます。。。
まとめ
新築時の使用塗料や外壁材にもよりますが、約10年で防水効果は無くなっていきます。
外壁塗装工事とは、
『今の外壁の状態をこれ以上ひどくならないように、その状態でとどめてあげるための工事』
です。劣化した箇所を新築の状態に戻すことはできません。
結論、外壁塗装工事が必要な理由は
『今お住まいのお家の寿命を縮めないように、長く住んでいくために必要な工事』
皆さんのお家も、気付かないうちに劣化が進んでいるかもしれません。
10年近くになったお家は、業者に頼んで診断を受けておくようにしましょう!