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外壁塗装専門店しろまるペイントの小話(塗装の知識)

しろまるペイント

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外壁塗装専門店しろまるペイントの小話

兵庫県姫路市の外壁塗装専門店のしろまるペイントが今まで学んできた外壁塗装・屋根塗装の知識をちょっとだけお教えします。業者や塗料選びの参考にしていただければと思います。

カテゴリー:塗装の知識
2023/04/22 15:56
外壁塗装の値段ってどう決まっているの?

こんにちは!

外壁塗装・屋根塗装をご依頼いただいた際に見積もりをご説明するのですが、皆さんが気になるのは総額ですよね。でも実はその中の内訳にこそ業者を選ぶヒントがあるのでしっかり中身を見てほしいと思います。そこで外壁塗装の値段がどのようになっているのかをご説明したいと思います。

 

外壁塗装と一言で言っても使う材料や工事の仕方、かかわる職人さんによって値段は違います。またその家の構造や下地の状態によっても材料や工事内容は変わるので言ってみればすべてがオーダーメイドなのが外壁塗装です。

ただ、全国展開をしている大手の会社さんなんかでは「坪●●円・「㎡●●円」と面積によって統一された価格を打ち出している会社さんもあります。しかし塗装職人にも地域差があります。厚生労働省の平成16年まで集計されていた平成16年屋外労働者職種別賃金調査(建設業技能職種)の概況によると、南関東が最も高くそれを基準(100%)にすると近畿は81%となるそうです。ちなみに最も低いのは南九州で59%となり約半分くらいになるみたいです。

全国統一価格ということは、最も高いところに合わせた価格になっていて単価が安い地域で多く利益を得ているということになるのである意味不公平かもしれません。また全国でなくても、坪や㎡単価で価格を統一するということは、手間のかかりやすい高築年数の家とそうでない家や下地の状態を考えず価格を設定することになるので、家によって得な家と損な家が存在することになります。

外壁塗装では、ご近所さんも同時に工事をされることがあります。建てた時期や工務店が一緒でも、家の向きや家の使用環境、作りによって価格差が出ることがあります。だからこそ1軒1軒オーダーメイドで見積もりを作らせていただいているということをまずは知っていただきたいと思います。

次に、見積ですが、外壁塗装では主に下記のように構成されています。

1.足場設置、解体費用

2.塗料の価格

3.塗装費用(職人さんが手を動かす費用)

4.補修費用

5.その他費用

それぞれを解説していきます。

1.足場設置、解体費用

足場は外壁塗装をする際には必ず必要になります。職人さんの転落防止ですね。海外では、いまだに梯子で塗装したりするそうですが、日本では禁止されています。昔は木の足場でもよかった時代もありましたが、今は金属の足場が主流です。通常は足場職人さんと言って足場専門の職人さんが立てることが多いです。足場費用にはその職人さん人工や足場の運搬費用などが含まれています。足場を設置する箇所(近隣との境界線の幅)によって特殊な足場の組み方が必要であれば少し価格は上がります。

2.塗料の価格

塗料と言っても皆さんが気になるのはシリコンなのかフッ素なのかというところだと思いますが、それは外壁塗装の上塗りの塗料のことです。外壁塗装では密着性を高めるために下地調整剤とかシーラー・フィラー等、様々な種類のものがあるのですが、それも選ぶ必要があります。上塗りのメイン商材との相性と今の塗装面の状態によって的確に選ばなければいけません。また、外壁面だけでなく、軒天や木部・鉄部、樋などの付帯部でもそれぞれ専用の塗料がありますので、一般的な戸建てでも最低でも4種類以上の塗料が必要になってきます。塗料の種類による価格差ですが、例えばシリコン系と言われる塗料とフッ素系と言われる塗料では、1缶の値段で3倍ほど価格差がある商品もあります。ただし、これも塗料によって1缶で塗れる面積が違います。例えば1缶で60㎡塗れる塗料もあれば1缶で10㎡しか塗れない塗料もありますので、結局その家の面積で何缶必要かで変わってきます。

実際塗料自体の価格は見積金額の3分の1くらいですので、塗料のランクが上がって値段が倍になることはありません。おそらく汎用品の塗料なら20%~30%の範囲内で変わってくると思っていてもらえれば目安になると思います。

3.塗装費用

職人さんが塗装工事をする費用です。簡単に言うと職人さんの人件費のようなものです。一般的には塗装工事では材工と言って材料費用と職人さんの人工賃を合わせた費用(材工という)で見積もりには記載されます。なぜそのようになるかと言いますと、塗料によって塗り方や乾燥時間も変わってきますので、それによって前後する費用を踏まえてあらかじめ材工として価格を出すのが一般的です。たまに材料価格と職人の費用は別の方がよいという意見もありますが、実際に現場で作業をすると「思ったより塗料の吸い込みが激しいから下塗りや上塗りを足さないといけない」ことや、「下の色が透けるから上塗りを増やす必要がある」等作業をし始めてからわかることも多くあります。また、天気によって作業に入れる日数も変わってきます。もし材料と職人の費用が分かれているとその都度追加費用をいただく必要が出てくるので、そこを見越して材工で出すのが一般的なのです。特にリフォームの場合は作業に入ってからわかることも多く余裕を持っておくことが大事です。もし余裕がない状況で工事を進めるとどこかで手を抜くということもあり得るので、頼む側からするときっちりギリギリで出してほしいという気持ちもわかりますが、そのことが結果的に不良工事を生む可能性もありますのでそこはしっかり説明してご理解をいただくことが大事です。

4.補修費用

次は補修の費用です。外壁にヒビが入って入ればその部分を補修してから塗装を行います。補修方法はひび割れの長さや深さによって変わってきます。欠けているところがあればその補修が必要ですし、すでに水を含んでいるような場合には水の通り道を探して埋めるような作業も必要です。補修の仕方によって上に塗る塗料がどの程度持つのかが変わってくるので非常に大事な作業です。モルタルなのかサイディングなのかでかなり補修方法は変わってきますし、補修内容で価格や工事日数も大きく変わります。どの部分をどのようは方法で補修するかで業者ごとに差が出ることはよくあるのでこの部分をしっかり明示されているか説明を受けて業者選びをすることが大事です。

5.その他費用

この部分は家によって変わってくる部分です。鉄部が多い家や、ウッドデッキがあって特殊な塗料(例えば木目が生きる塗料)で塗る場合や、補修箇所が多い、特殊な外壁を使っている等家の構造や材質によって変わってくる費用です。また、全体の工程管理や施工を管理する費用もここに含まれます。

 

それぞれの費用は、家の大きさによって割合は変わってきますが、それぞれは総額に対して足場が10%~20%、塗料20%~30%、職人の費用40%~50%、補修費用10%、その他10%~20%くらいが目安になるかと思います。

外壁塗装は塗装“職人”が作る一つ一つその家に合わせて手作業で行う芸術品です。今のところ工場のようにロボットで塗装を行うことができませんし、家の状態やその日の天候(気温や湿度や風の強な)を見ながらまさしく職人技で仕上げるものです。

電化製品のように工場でできた既製品を購入するのではありません。だからこそ総額の価格だけで決めるのではなく、それぞれの業者の職人技を選ぶという気持ちで見積の説明を聞いていただきたいと思います。

 

姫路・明石・神戸市の地域密着外壁・屋根塗装専門店 しろまるペイント

カテゴリー:塗装の知識
2023/04/21 08:29
外壁塗装の助成金、姫路市や明石市は?

こんにちは!

最近やたらとスマホを見ていると助成金を使ってお得に外壁塗装をしましょう!とか知らないと損なんて広告が出てきます。

実施助成金を使ってどのくらいお得になるのか?そもそも自分が住んでいる地域にもあるのかを調べてみました。

 

現在姫路市には外壁塗装に使える助成金・補助金はありません。

明石市は(2023年5月15日申し込み締め切り)あります。抽選で40名迄ですのでご希望される方はお早めに申込をしてください。ただし、明石市に本社があるか明石市の営業所の領収書が発行できないと対象にならないためご注意ください。

https://www.city.akashi.lg.jp/sangyou/sangyou_ka/top/documents/rihuo-mutirasi.pdf

姫路市はバリアフリーなどに対しては助成金がありますが、残念ながら外壁塗装工事には使えないようです。

兵庫県内をみても外壁塗装工事に使える助成金・補助金がある市町村は明石市、西宮市、多可町、稲美町、播磨町、神河町、新温泉町くらいでした。またほとんどの場合が市内(町内)の事業者に限定されています。

ちなみに助成・補助される金額はほとんどが工事費用の10%で上限は5万円~10万円です。

以外に大きな金額と言えば金額かもしれませんし、貰えるものなら貰いたい気持ちはだれもが持つものだと思います。ただ、外壁塗装工事として考えた場合の問題点は、年間で助成金・補助金が申請できるのは1回か2回だということです。例えば西宮市は年2回申請期間があります。1度申請して外れたら半年程度待つことになります。1年に1回の申請だと、その年に外れたら再度申請するのに1年待つことになります。

つまり申請して外れた場合は半年から1年外壁塗装工事を先延ばしすることになります。

例えば築10年くらいの家であればある程度外壁に防水効果が残っているので1年くらい先延ばししてもよいかもしれませんが、13年を超えてくるとかなり防水性がなくなっているので劣化度合いも加速度的に早くなるので1年後にも同じ補修内容で工事ができるとは限りません。特に窯業系サイディングの場合は冬の季節に気温が0度以下になるような日は凍害と言ってサイディングの中に入った水が氷ることで体積が増え外壁を破壊する現象が起こる可能性もあります。今年の冬が以上に寒かったように、気候変動も激しくなっているので冬に寒い日が続くと凍害の可能性も高まります。補助金のために1年先延ばしにすることで補修箇所が増え見積金額が1年前より10万円上がれば結局差し引き0になってしまいます。屋根も1年たつとどのようになるのかわかりません。最近は台風やゲリラ豪雨などもあり、半年・1年工事を延ばすことで自然災害が起きて補修費用が上がることもあり得ます。外壁や屋根は家を守るためにあるのでそれこそ毎日劣化しているものだと考えてほしいと思います。もし人間やペットが病気になって手術をしなければならない時に補助金のために1年先延ばしにするでしょうか。その1年の間に急変する可能性を考えれば待たないと思います。家も同様で1年待つことで傷みが激しくなることを見越すと家のことを感がると先延ばしにせず工事をしてほしいと思いますし、工事金額の10%ですから、業者さんに値引きのお願いをした方が補助金・助成金を待つより結局は損をしないと思います。心理学では、人は今の5万円と10年後の50万円だと今の5万円を選ぶ人が多いそうです。ちょっと考えれば、1回しか5万円をもらえないか、毎年5万円が積みたつのだから考えれば絶対に10年後の50万円の方が得なのですが、なぜか今すぐもらえる5万円の方を得だと感じるようです。補助金・助成金が20万円以上の市町村があれば少し話は変わってきますが、上限10万円以内で築が15年を過ぎて初めての外壁・屋根塗装だという場合には、たまたまその時期にあれば補助金の申請をしてもよいと思いますが、もし外れたとしても先延ばしをせずに工事をしてもらった方が将来的にはお得になると思います。

 

姫路・明石・神戸市の地域密着外壁・屋根塗装専門店 しろまるペイント

カテゴリー:塗装の知識
2023/04/19 09:51
外壁塗装って何月にするのがいいの?

こんにちは!

外壁塗装に最適な時期はいつですか?という質問をよくされます。

そこで今日は、いろいろな角度から外壁塗装工事の時期をお伝えしたいと思います。

皆さんは何となく春先がいいのではと思っている方も多いかもしれません。確かに春先(3月から4月)にかけては気温も上がってきてすがすがしいいので塗装には最適なように感じます。

塗装時期を考えるうえで3つの視点がありますのでまずはそこから考えてみたいと思います。

1.塗装する職人側の視点

まずは塗装をする職人の側の視点でお伝えします。塗装で重要なのは塗料の乾きです。塗料にはその塗料毎に基準となる乾燥時間というのがあります。基本的に何層かに分けて塗装をするのでその塗り重ねの間にある程度の乾燥時間が必要になってきます。そしてこの乾燥時間は気温だけでなく湿度も影響してきます。これは気温が高い夏の雨の日より気温が低い冬の晴れの日の方が洗濯物が乾きやすのと同じで気温が高いだけで乾燥するわけではなく湿度や風も影響してきます。一方で塗料はこの温度以下では施工できないというのもありまして、それは概ね4℃です。ちなみにこの温度は気温ではなく、壁面温度なので、塗る壁の温度が4℃以下であれば塗ることができません。逆に気温が4℃以下であっても壁面温度が4℃以上であれば塗装することは可能です(塗れるということで適しているわけではありません)。逆に気温が高すぎると乾きが早すぎる懸念も出てきます。一般的に職人は外壁の面毎に塗装をしていくのですが、気温が高く湿度が低いと1週回る前に乾きすぎることもあり得ます。また、雨も非常に厄介です。湿度が上がってしまうということもありますが、塗装をしてある程度乾くまでには数時間必要です。その前に雨が降って壁に雨が当たると流れ出してしまうことがあります。なので、例え午前中に晴れていても午後から雨が降る予報が出ていればその日は塗装工事はしないという選択肢もあります。お客様に今日の工程の説明のために電話して「今日は雨の予報なので休みます」と連絡しても。「えー晴れてるのに、晴れてる間だけでも塗れば早く終わるのに」と思われることもありますが、実はこれが理由なのです。

このような状況を考えると塗装工事として良いのは、湿度が低く、気温が20度前後で雨が降らない時期ということになります。その点で考えると春先や秋口が最も良い時期とは言えます。ただし、春先は注意しないといけないのは始める時期は良くても終わる時期に雨が多くなるケースがあるということです。塗装工事は概ね2週間くらいかかりますので5月中旬から工事に入るといわゆる梅雨時期に終わりを迎えます。始まる次期より終わる時期から逆算して工事を始めないといけないので、業者選びはさらに前にする必要があります。

2.お客様の視点

二点目はお客様の視点です。外壁塗装工事では、足場や窓にビニールの養生をするので締め切られている状態になります。ある程度エアコンの室外機にも養生をすることになるのですが、エアコンが使えるように養生をすることは可能ですが、吹き付け塗装の場合は塗装する時間はエアコンを止めていただくこともありますし、どうしても匂いが入る場合があるので塗装している時間はエアコンを止めていただくことがあります。そう考えると夏場の日中に在宅される場合は家の中がかなり暑くなってしまいます。冬場も暖房をエアコンで行っている場合は寒い場合がありますが、家の周りを養生で覆っているため、少し暖かいケースがあります。

また、冬場は何となく乾きが悪そうと考えてしまうので敬遠しがちな場合が多いのも事実です。ただ、お客様の視点で考えると、お客様視点で外壁塗装の最適時期を言えば春・秋→冬→夏の順になります。

3.事業者の視点

三点目は塗装業者としての視点です。実はこの辺りはあまり話されることがないので知らない方が多いかもしれません。実は外壁塗装工事のご依頼はどうしても春先や秋口が多くなりがちです。お客様視点で考えるとどうしても施工中閉め切りで暑いだろう夏場や乾きにくそうな冬場は避ける傾向があるのは理解できます。結果として暖かくなる4月頃と少し涼しくなる10月頃に依頼が増える傾向にあります。ただ、事業者としては、職人さんも限られているため一度にお受けすることができません。そうなると夏前にと5月頃にご依頼いただいとしても実際に工事に入るのは7月に入ってからなどになる場合もあります。逆に冬場は敬遠されがちでご依頼数も減りがちになります。当社のような自社施工の会社であれば職人を遊ばせておくわけにもいかないので工事に入れるのであればと値引き交渉がしやすい時期でもあります。この辺は引っ越しと同様です。引っ越しもシーズンよりシーズン外の方が値引き率が高いことがあると思いますが、実際にそういうことは多いです。

 

まとめ

実際にどの視点に立ってみるかによって塗装に最適な時期は違うということです。とにかく安くしたいと考えるのであれば冬場や夏場のように工事が少ない時期に依頼する方がお得になる可能性もありますし、工事中の過ごしやすさを重視すると春か秋がベストだと思います。どの時期の一長一短ではありますが、東北や北海道のように冬場に気温がマイナスになる地域を除いては決して塗装できないわけではありません。ただし、しっかりとした乾燥時間を空けることを説明してくれるしっかした業者に依頼をすることが大事です。

結局時期に関してはあまり気にせず、むしろしっかりと気温や乾燥時間を踏まえた工事を提案してくれる業者であればどの時期でもしっかりした工事をすることはできますのでまずはしっかりした業者に依頼することが大事かもしれません。

 

姫路・明石・神戸市の地域密着外壁・屋根塗装専門店 しろまるペイント

カテゴリー:塗装の知識
2023/04/18 13:37
外壁塗装の相場をチャットGPTで聞く!

こんにちは!

外壁塗装工事ってそれなりのまとまった費用が必要になるのでどのくらいが相場なのか事前に知っておきたいですよね。

そこで今日は、今注目されているチャットGPTに質問をしてみました。

質問は「姫路市で戸建の建坪20坪の家での外壁塗装工事の相場はどのくらい?」

回答は「姫路市で戸建ての建坪20坪の家の外壁塗装工事の相場は、一般的には約150万円から250万円の範囲内になることが多いです。ただし、使用する塗料の種類や塗装業者の技術力、現在の外壁の状態や面積などによって、価格は変動します。

また、相場よりも安い価格で提供されている場合には、塗料の品質や施工技術に問題がある可能性がありますので、事前に複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。見積もりを比較することで、適正な価格を知ることができます。」

凄くスムーズに回答が出てきてびっくりです。回答までの時間はほんの数十秒。

いやー世の中進化していますね。

ところで、気になるのが本当にこの回答はあっているのか?ということですよね。

ちなみに質問を建坪30坪にしてみると相場は200万円から300万円になるそうです。

そして建坪を延床にしてみると延床20坪の場合100万から150万円、延床30坪の場合150万円から250万円という結果でした。

 

そこでさらに何が違うのか建坪と延床の違いをチャットGPTに聞いてみました。

質問「戸建ての建坪と延床坪は何が違うの?」

回答「「建坪」と「延床坪」は、それぞれ異なる面積の測定方法であるため、意味が異なります。

建坪は、建物の基礎の外周を囲む四辺を測定し、それらの長さを掛け算して算出される面積のことを指します。建物の敷地面積を表す場合に使われることが多く、建物が占める土地の広さを把握するために用いられます。

一方、延床坪は、建物内部の床面積の合計のことを指します。つまり、1階、2階、3階などの各階の床面積を合計した面積となります。建物の広さや使用目的を知るために用いられることが多いです。

したがって、建坪と延床坪は全く異なる面積の概念であるため、注意が必要です。建物の外装や屋根の塗装をする場合には、建坪が用いられることが一般的です。」

 

おー凄いですね。

相場を調べる時に建坪なのか延床坪なのかによってかなり違ってくるということですね。

建坪は建物が建っている部分の面積なので平屋だとそのまま延床面積になりますが、2階、3階建てだと建坪で考えるとかなり変わってきそうですね。チャットGPTは建坪で聞いた方が相場感が高いので基本的には2階建て以上を想定しているのだと思います。その辺の知識をどのように収集しているのか気になるところです。

ちなみに延床面積は屋根がある部分の面積なので屋根がない部分、例えばベランダ部分などは延べ床面積には入りません。

皆さんはご自宅の延床・建坪どちらを知っていますでしょうか?ハウスメーカーや注文住宅の場合は事前に図面を見たりしますし、それで建築費用が変わるのでご存じなのではないかと思います。一方建売住宅を購入した場合はあまり知らない方もいらっしゃるかもしれません。

実際外壁塗装の見積もりを算出する際は必ず現地で実測をさせていただきます。外壁塗装の費用を出す際に重要なのは壁の面積です。例えば1階と2階の床面積が全く同じ大きさで真四角の家であった場合は、延べ床面積がわかれば塗るだけの費用は出てきます。しかし、例えそのような家だとしても、足場を建てる場所の確認だったり、隣地との距離によって足場費用は変わってきますし、下地の補修費用は家の傷み度合いによって変わってくるのでやはり値段は変わってきます。また、ベランダは延べ床面積に含まれませんので、ベランダが大きいお宅の場合は延べ床面積のわりに外壁の塗装する面積が大きくなる場合もあります。

チャットGPTも回答しているように現状の外壁の状態や周辺状況によって価格は変動してきますので相場感より実際に外壁の面積や今の壁の状態を専門家に見てもらってから値段を出してもらう方が安心なのではないでしょうか。

外壁塗装は全てオーダーメイドです。しっかりした業者ほど同じ面積や同じ築年数、同じ材料を使ったとしても価格は変わります。なぜならその家の傷み具合はそれぞれ違いますし、立地条件も変わってくるからです。もし全く同じ値段でできるという話があった場合、オーダーメイドではなく、業者都合で画一的な施工しかしていないかもしれません。

やはりしっかりした業者に実際のお家を見てもらってから見積もりを出す方が良いと思います。

 

姫路・明石・神戸市の地域密着外壁・屋根塗装専門店 しろまるペイント

カテゴリー:塗装の知識
2023/04/12 10:09
窯業系サイディングのメンテンナス

こんばんは( ´艸`)

今日は、窯業系サイディングは「どの程度でメインテナンスが必要なのか?」についてです。

実は現場調査をしているとお客様からよく塗装の必要性を聞かれるんです。

調べてみると、窯業系サイディングのメーカーが集まって作っている業界団体「一般社団法人 日本窯業外装材協会」によると、メインテナンス開始時期はなんと「7年目」となっています。一般的に10年に1回と言われてきた外壁塗装ですが、窯業系サイディングでは「7年」とは意外に短いですね。これをお伝えすると非常に驚かれます。

しかしこれには理由があるんです。前々回でもご説明した通り窯業系サイディングの主原料は、セメント質と繊維質原料です。この繊維質原料はサイディング自体を軽く作るためと断熱効果を期待して入れられているんですが、逆に熱を貯めやすい性質も持つことになります。そのため、窯業系サイディングは昼間の太陽で温められその熱を夜まで保つ蓄熱性があります。新築時は問題ありませんが、サイディングの表面に塗られた塗料が経年劣化で防水性が失われ始めると、内部に少しづつ水が浸入し始めます。サイディングの中は繊維質ですので、その繊維を伝って水が入り、蓄熱された熱が水を膨張させます。そして夜の間に冷え収縮することを繰り返すことで徐々に亀裂が入ったりサイディング自体が反ってきたりします。一度反ったサイディングは元には戻せないため、表面の塗膜が経年劣化をし始める前に塗装を再度行うのがサイディングを最も長持ちさせるために大切だということです。

また、サイディングで家を建てる際はサイディングとサイディングの間の隙間を目地部分と言いますが、その目地にコーキングを行います。このコーキング材も7年から10年で経年劣化していきます。これはほとんどのコーキング材に含まれる可塑剤という柔軟性を持たせるために入っているものが紫外線で抜けていくことで劣化していくためです。輪ゴムを外に置いておくとボロボロになるのも可塑剤が抜けるからです。サイディングの目地部分にはコーキングの下にバックアップというものが入っているので直接壁内部に水が浸入していくことは少ないのですが、目地部分が劣化すると少しづつ痩せていきます。するとサイディングの断面が外に現れるのですが、サイディングは表に出る面しか塗装されておらず、サイドや裏面は無塗装(つまり防水性がない)なままです。繊維質なので水を吸いやすく、そのことが反りの原因になってしまいます。サイディングの表面の塗料(塗膜)の防水性が残っていたとしても目地の劣化が起こっているとやはりサイディングの反りや亀裂の原因になってしまいます。

サイディングはデザイン性も高く、レンガっぽい見た目だったりおしゃれで色も豊富なので塗替えなんて必要なの?と言われたりしますが、実は塗替えをしないと変形したり亀裂が入りやすく、しかもモルタル壁と違ってその部分だけを修理することが難しいです。もちろん張替はできるのですが、ほとんどのメーカーが10年もすると同じ模様のサイディングは在庫として残っていないことも多く、張替するにしてもそこだけ色や模様が違いということが起きてしまいます。そのため、どうしても早め早めのメインテナンスが必要になるということです。

ただ、ここ最近のサイディングは、表面の塗料の性能を上げたり、光触媒機能などを付けた高級サイディングも出てきています。目地のコーキングも可塑剤を使わないものも出てきていて耐久性の上がっているものも出てきています。一部のハウスメーカーなどはそのような高耐久のものを新築時に使っていることもあるので一概に言えなくなっています。

 

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