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塗装屋さんのマメ知識

株式会社SUNペイント

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塗装屋さんのマメ知識

岐阜県大垣市の(株)SUNペイントからお届けする、お客様からのお問い合わせを中心にしたマメ知識集です。 塗り替えを検討中の方もそうでない方も、ぜひご覧いただけたら幸いです。

カテゴリー:塗装の知識
2020/11/17 00:00
施工するのは誰?

「施工するのは誰?」塗装業者の種類と特徴

 

こんにちは。

今回は、「問い合わせ窓口と違う会社の人が見積もりに来たんだけど・・」「結局誰が塗るの?」というお客様からの質問がありましたので、塗装業者の種類と特徴についてお伝えします。

 

 

現在は、多岐にわたる業者が塗装の窓口となっていますが、大きく分けると2つに分けられます。

①「塗装を下請けに外注する会社」

②「塗装を自社で行う会社」

 

では、その2つは何が違うのか?それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

①「塗装を下請けに外注する会社」

こちらに分類されるのは、

・ハウスメーカー

・リフォーム会社

・家電量販店やホームセンター

・工務店(家を建てる会社)

・一括見積り比較サイト(ポータルサイト)

・訪問販売業者

などです。

 

特徴としては、

・中間マージン(手数料)が発生する

→下請けに専門業者を使う場合、営業や見積もり等の経費として手数料をとります。また、多くのポータルサイトでは、紹介料の他に契約成立後の報酬手数料も発生しています。

 

・専門的な知識が乏しい場合がある

→営業担当者はもちろん、自社に塗装のプロがいないので、ささいな質問や問い合わせに、早急な対応ができない場合があります。

 

・見積もりがワンパターンになりやすい

→下請けの専門業者が直接見積もりに行く場合もありますが、営業担当者が見積もりをする場合には、定型の見積書に面積を入力して計算したり、「一式」表記が多くなり、肝心の内容が不透明になりがちです。

 

ここでの注意点は、見積もり金額が安く適正価格であっても、確実に中間マージン(手数料)は発生しているという点です。その場合、実際に施工する下請け業者は、赤字を避けるため、やむを得ず手抜き工事をしやすい状況が生まれるため、安すぎる価格設定にも注意が必要です。

 

また、テレビCMなどで馴染みのあるような、フランチャイズ型専門店は、内容は地域の塗装専門店と変わりなく、自社職人が施工する場合もありますが、フランチャイズの看板料(ロイヤリティ)が発生しています。

 

しかし、①「下請けに外注する会社」がデメリットばかりかというと、そうではありません。

例えば、大手ハウスメーカーであれば、(ハウスメーカー⇒塗料メーカー⇒下請け業者)と経由が多く費用はかかるものの、下請けの業者の審査基準を厳しく設けていたり、クレーム対応が早い、などの安心感はあります。

 

一方、

②「塗装を自社で行う会社」

こちらは、地域の塗装専門店です。

大手に比べて知名度こそ劣りますが、塗装に関してはプロの集団なので知識や技術面でも安心です。

しかし、中には塗装専門店と謳っていながら、「協力業者」という言い回しで下請け業者の存在を曖昧にする仲介業者もいます。

今は、ホームページなどで簡単に自社施工かわかりますので、ぜひよく調べてからお問い合わせされるとよいと思います。

 

どの業者に問い合わせをしようか迷われた際には、手数料などの余分なお金もかからず、適正価格でプロの仕上がりが期待できる②「塗装を自社で行う会社」から選ばれることをオススメします。

 

 


今回は、早速お客様からご相談いただきました、訪問販売業者についてお伝えしていきます。

 

 

 

「キャンペーン中で足場代サービスです!」「今ならモニター価格で・・」など、一見魅力的に思えるサービス提案で、訪問販売業者が自宅に来た経験はありませんか?

(ちょうど塗り替えを考えていたし・・)(そんなに値引きしてくれるなら・・)(説明だけでも聞いてみようかな)そう考えてしまいますよね。




しかし、中には巧みなセールストークで、法外な契約を結ぼうとする業者もいます。


残念ながら、塗装業者やリフォーム業者の中には、悪徳業者という存在が実際にいるのです。

でも、大丈夫です。しっかりと知識をつけておけば、冷静な判断ができるはずです。





 


 



・何十年ももちます、という正体不明のオリジナル塗料の提案




 

このような内容が1つでも当てはまる場合は、「今は結構です。」とはっきりとお断りしましょう。


 






 

また、お見積もりにおいては、築年数にとらわれず、プロにしか気づけない視点で現場調査をすると、最低でも1時間以上はかかります。


 


では、逆にどのような業者であれば安心なのでしょうか。それは、

・塗装に関する国家資格を保有している(塗装技能士、施工管理技士、建設業許可のいずれか)

そして、業者から塗り替え等のご案内をしたり、お客様からお問い合わせがあったりしても、優良業者であれば絶対に契約は急かしません

カテゴリー:塗装の知識
2020/11/01 00:00
塗り替えのベストタイミング

「そろそろかしら?」塗り替えのベストタイミング

 

こんにちは。秋のすがすがしい青空を見上げると、「塗装日和!」と叫んでしまいたくなる今日この頃です。

さて今回は、「築年数どのくらいで塗り替え時?」「ヒビ割れ発見。どうしよう?」など、塗り替えのベストタイミングについてお伝えします。

 

Q.築年数はどのくらいで塗り替え時?

築年数において一般的に塗り替えをされる方が多いのは、だいたい築10~15年位です。しかし注意点もあります。それは、もとの素地や環境などによって、全ての建物におかれた状況が違うため、築年数にとらわれず、今現在の建物の状況を把握することが大切、ということです。

 

ここでは、ご自身で簡単にできる10個のセルフチェックをご紹介します。

 □雨漏りしている

 □屋根や壁が反ったり浮いたりしている

 □目地のコーキング(つなぎ目処理)が劣化している

 □ヒビ割れがある

 □塗装が剥がれたり膨らんだりしている

 □さわると手に白い粉がつく

 □サビが発生している

 □コケが繁殖している

 □変色してきた

 □ツヤがなくなってきた

 

上のリストに当てはまる項目が多いほど、塗り替えが必要といえます。

 

ここからは、皆さまにとって一番のタイミングで施工できるよう、外壁診断士資格を持つ私から、特に大事なポイントをお伝えします。

 

 1.漏水している

雨漏り等で建物内部に水が浸入すると、建物自体の構造の劣化や白アリ被害などの二次被害が起こり、高額なリフォームにつながってしまう場合があり、非常に危険な状態です。

また、施工の前にも適切な下地補修が必須となります。

 

 2.剥がれ・めくれが発生している

外壁や鉄部の剥がれやめくれの発生箇所は、塗装効果が薄くなっているため、防水面が特に心配です。

単に塗料の剥がれなのか、建物自体の劣化からくるものなのか等、まずはプロに無料の外壁診断を行ってもらいましょう。

 

 3.チョーキングが起きている

壁を手で擦ってみた際に、白く粉が付いてきたらサイン(特に南面などの紫外線や雨がよく当たる壁面に起こりやすい)です。

耐久度が落ちているので、放置するとヒビ割れなどの劣化を起こしやすくなるため、早めのメンテナンスをオススメします。

 

また、2度目以降の再塗装の場合は、以前使用した塗料の種類や素地との相性があるので、より慎重な判断が必要です。

塗料の種類においては、こちらを参考にしてみてください⇒取り扱い塗料について (ページを開いて下にスクロールするとでてきます)

 

以上から、塗り替えのタイミングは、築年数に関わらず、まずセルフチェック→必要であれば信頼できる塗装業者のプロの診断を受けてから決めていくことがベストといえます。

 

秋は、晴天の日が多く乾きも早いので、塗装がスムーズに進みやすいシーズンです。

検討中の方の参考になれば幸いです。

カテゴリー:塗装の知識
2020/10/20 00:00
「塗り替えって本当に必要?」

「塗り替えって本当に必要?」家を塗り替えるということ

 

今回は「なんとなく10年過ぎたし…」「ご近所が塗り替えしてるけど、うちは大丈夫?」など、実は曖昧な、住まいの塗り替えについてご紹介します。

「本当に必要?」とご家族で相談された方もいらっしゃるかと思いますが、結論から申し上げますと、  答えは「Yes !」はい、必要です。

 

その理由については大きく3つあります。

 1.耐久性を長持ちさせることができるため、劣化防止につながる

 紫外線や風雨など、厳しい自然環境にさらされている建物を表面の塗膜が保護します。

 

 

 2.防水効果があるため、雨漏り等によるカビや白アリ被害を防ぎやすい

ヒビ割れやシーリングの劣化を補修することにより、雨水侵入などによる構造部分の老朽化を食い止めることができます。

 

 

 3.外観の美しさが向上する

 見た目が綺麗になり、住みやすく、より豊かな暮らしへと導きます。

また、建物としての資産価値も高まることでしょう。

 

 

 

さらに、+α(プラスアルファ)の特性をもつ塗料を使用することで、遮熱効果や防音効果、省エネ等が見込める、というメリットもあります。

このように、住まいの塗り替えによる効果は高いため、「塗り替えって本当に必要?」の疑問には、心から「Yes !」をお伝えしていきたいと思います。