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シーリング内の空洞を確かめる方法はありますか?

2021/08/11 13:02

  • 閲覧数 3532人
  • 回答数 10件

ALCの外壁塗装をしましたところ、サッシとシーリングの間に深さはわかりませんが隙間ができておりました。業者さんに質問したところ、シーリングを打ちましで厚く塗り養生に噛み込んでいたため塗装後に剥がす時にできたものでシーリングの機能は問題ないとのことでした。別のサッシも同様に隙間があったので触ってみると柔らかくペロッとむけたので中をのぞくと前のシーリング塗装箇所が見え空洞となっておりました。空洞箇所は再度シーリングを補充してもらいましたが、該当のサッシのシーリング箇所はシーリングが塗装されて硬化しておりめくって下地を見ることはできませんが指で弾くと詰まった音ではないように感じALCパネル間のシーリング箇所の詰まっているような音とは違い本当にシーリング剤できちんと埋まっているか不安です。何らかの機器で確認できるものなのでしょうか。またはシーリングを再度してもらったほうが良いのでしょうか。

Sakura

専門家からの回答 10件

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ご質問の件ですが、建具廻りは通常は増し打ち(既存のシーリング材を撤去せずに上からシールを打つ事)はしません。 理由は、シールを打つ際には最低でも幅10ミリ、厚み5ミリ程度の打ちしろが無いと密着・耐久性ともに悪いからです。 しっかりと密着していれば指で触った程度で捲れたりする事は有りません。 裏に隙間が有るという事は、両サイドしか建物に密着していないという事です。 あまり良い施工がされていない可能性が有ります。 施工直後で有れば無償でやり直しにも応じてもらえると思いますので、何ヶ所か調べてみて、気になる様でしたら施工業者にやり直しをさせる事をお薦めします。

Sakuraさんから返信

ご回答頂き誠にありがとうございます。サッシ周りも密着耐久性の観点から増し打ちでなく打ち換えが良いとのことですね。シーリング前の状態がとても良かったこと、シーリング後に上から塗装するとの条件から劣化等の速度が次回塗装時期にマッチするだろうとの判断から増し打ちにされたように思われます。あまり良い施工がされていない可能性があるということは建物の将来に不安を感じますしとても残念に思います。シーリングを行ったあと養生をはがすときに養生が噛み込んだ分の少しの表層だけシーリングとサッシの間にできた微妙な隙間なので旧シーリングと新シーリングの間のシーリングはできているので機能上は問題ないとの意見のようです

こちらのサッシ周りの隙間ですが、コーキングがしっかりと充填していない為、もう一度上からコーキングを増し打ちした方が良いと思われます。

フジヤマ建装

Sakuraさんから返信

ご回答誠にありがとうございます。上から増し打ちですと、隙間のあるシーリング面をやり直しのため剥がさず、上から更に新たなシーリングと塗装を行うとのことになりますか。ご確認できますと誠に幸いです。

確かにシールの状態が良い場合には増し打ちを行う場合も有りますが、その場合でも指で擦った程度で捲れる事は有りません。 増し打ちでも、撤去する場合は接着面にカッターで切り込みを入れて、ペンチでつまんで引っ張らないと取れたりしません。 弊社の現場で同じ様な事が起きれば、何ヶ所かシールに切り込みを入れて密着の状態を確認して、問題が有りそうでしたら全てやり直しをさせます。

Sakuraさんから返信

ご回答頂き誠にありがとうございます。 シーリングの施工に問題がありそうでしたら建物全てのシーリングをやり直すとのことですね。問題があるかどうかは、切り込みを入れずに上から押してみても分かるのでしょうか。やはり何箇所か切り込みを入れてペンチで引っ張り、密着度を見たほうが良いのでしょうか。 今回のケースではALCのジョイント部及びサッシ廻り等にウレタンシーリングを増し打ちで施工しその後、上からアクリルシリコン系で塗装しておりますので、足場も再設置して全て一からシーリングと塗装をやり直す様でしょうか。 よろしくお願い致します。

確かに気になりますよね、せっかく綺麗になったのになんともやりきれない気持ちになりますよね。今回の工事でサッシ廻りのシーリングの打ち替え工事は行いましたか?増し打ちのみであればこういう症状はたまに見られます。対処法としましては、穴の開いてる部分にシーリングを充填するか、もしくはサッシ廻りのシーリング材の交換をお勧めいたします。

Sakuraさんから返信

ご回答頂き誠にありがとうございます。 今回は増し打ちとなっております。このようなことはたまにあるのですね。今回はたまたま見つかったのですが、そのような箇所が他にあってそのままにしておくと水が建物内部に入るなど問題がおこるのでしょうか。足場を外してしまっており他に隙間があるのか確認できません。ドローンなど使って確認するのか梯子をかけてシーリング部を押したりして確認した方が良いでしょうか。よろしくお願い致します。

そうですね、目視したわけではないので一概には言えませんが、ALCと塗膜の隙間に水分が残り続ける可能性はあります。穴に水が残り続ければカビやコケの原因になりますのでそこから腐食していくことは考えられます。特にサッシ周りはひび割れが起こりやすい場所ですので、塗装業者さんにサッシ廻りのシーリングの確認をしてもらい穴はシーリング材で塞いでもらった方がよろしいかと思います。保証期間内であれば快く引き受けてくれると思いますよ。気になる箇所は気になさらずに塗装業者さんに伝えた方が良いですよ。弊社もそうなんですが、お客様に満足していただくことが第一ですし、保証期間って何なのよという話にもなりますので、気になる箇所は業者が直すのが当たり前なのです。(限度はありますが💦)確認は家の高さが3階建て4階建てでなければドローンでも梯子でも大丈夫だと思います。

Sakuraさんから返信

ご回答誠にありがとうございます。シーリングの穴を塞いでもらうとのことですね。前のシーリングはウレタンでその上から塗装してありました。時間が経つと劣化して、増し打ちのシーリングのためのプライマーが機能せず、その上にシーリングしてもまた剥がれてしまう可能性はあるのでしょうか。旧シーリングの厚みが窓枠の高さくらいありそうで、数ミリしか増し打ちのシーリングの厚みをかせげない可能性もあります。厚みが少ないと早く劣化して劣化したシーリングから水分が入ってしまうと建物やALCパネルを痛めてしまうリスクはあるのでしょうか。よろしくお願い致します。

初めまして。おそらくシーリングの打ち方もそうですが、使用塗料とシーリングが密着性悪い場合もあるので、再度打ってもらうならシーリング化粧仕上げで、その上に塗料のせないほうが良いと思います。

酒井塗装

Sakuraさんから返信

ご回答頂き誠にありがとうございます。 問題個所を剥がさず増し打ちでシーリング化粧仕上げを行うとすると、何ミリくらいの厚みでどのような素材やメーカーのものが良いでしょうか。ちなみに該当シーリング部の仕上げ塗装はアクリルシリコン系塗料です。よろしくお願いいたします。

写真で見る限りですが剥がさず増し打ちをして手直し、その後経過を見て不具合が有れば施工業者に連絡して対応して貰うのが良いかと思います。

フジヤマ建装

Sakuraさんから返信

ご回答頂き誠にありがとうございます。 問題個所を剥がさずその上からプライマーを塗り、増し打ちでシーリング手直しを行い様子をみるということですね。何ミリくらいの厚みでどのような素材やメーカーのものが良いでしょうか。10mmが理想的厚みと聞きましたが、窓枠よりかなり飛び出てしまいます。現行はウレタンシーリングです。また、該当シーリング部の仕上げ塗装はアクリルシリコン系塗料です。よろしくお願いいたします。

施工した業者さんがどこまで対応してくれるかは話し合いが必要です。 弊社の場合は数年後にクレームになり、施工不良なのか経年劣化なのかでお客様と揉めるのが嫌なので、施工直後に問題が有れば対応しますが全ての業者がそういう対応をするかどうかは分かりません。 事前に増し打ちで施工すると説明が有り、現状で性能に問題が無ければ約束通りの施工をして有ると言われてしまうかもしれません。 心配な様でしたら、施工した業者とは別の会社に検査だけ頼むと言う方法も有ります。

Sakuraさんから返信

ご回答誠にありがとうございます。 検査は専門の調査会社があるのでしょうか。 シーリングに問題なく完全接着されている場合は切り込み入れてペンチで引っ張っても剥がれないのでしょうか。 よろしくお願い致します。

調査専門の会社が有るかどうかは分かりませんが、建築士さんや別のシーリング業者さんに頼めば見てくれると思います。 当然、費用がかかります。 施工に問題が有れば、調査費も含めて施工業者に費用請求が出来ると思いますが、それも事前に施工業者に伝えておく方が後から揉めないと思います。 また、施工に問題が無いと判断された場合はその費用はお客様負担ですし、検査するのに剥がしたシーリングの補修もお客様負担になりますのでよくご検討下さい。 密着面に切り込みを入れて、ペンチで引っ張ればシールは取れます。

Sakuraさんから返信

ご回答頂き誠にありがとうございます。 大変参考になりました。

返信が遅くなり申し訳ありません。基本的に劣化したシーリングの上に新しいシーリング材は密着はしません。しかし、部分的に劣化がみられるシーリング材の場合は一般的には増し打ちが妥当です。ただ、お客様の言う通り厚みはもちろん大事ですが、シーリング材で外壁材やサッシを揺れから守るための柔軟性も大事なのです。劣化してくことによりシーリング材が痩せていったり、固くなってきます。その上に新しいシーリング材を充填しても固まったままの古いシーリング材は残ったままなので防水機能はありますが、揺れに対してはあまり効果を発揮しません。そして水分が入れば劣化は当然していきます。

Sakuraさんから返信

ご回答誠にありがとうございます。大変参考になります。 ところでシーリングの空洞箇所についてはシーリング剤を埋めてその上から塗装する対応をしました。 シーリングをされた職人さんに直接原因を確認したところ、攪拌時にエアが入った可能性があるとのことでした。そのようなことはたまにあるのでしょうか。また、きちんと空洞なくシーリングがされているか確認するのには塗装後に目視確認以外に手で押して触って確認したほうが良いのでしょうか。よろしくお願い致します。

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